M365 Manager Plus ナレッジベース

M365 Manager Plus 4.6 リリースノート


最新ビルドへのアップグレード方法はこちらのページをご参照ください。

M365 Manager Plus 4.6 4609
リリースノート

2024年3月13日 リリース

不具合修正:

  • 以下のレポートからデータが削除され、不正なデータ同期が発生する不具合を修正

    • 配布リストのメンバー
    • 無効なユーザーを持つグループ
    • メールが有効なセキュリティグループメンバー
    • マルチファクタ認証ステータス
    • ユーザーライセンス割り当ての詳細
    • 空のグループ
    • ゲストグループメンバー
    • MFA無効ユーザー
    • セキュリティグループメンバー
    • 複数のグループに参加しているユーザー
    • グループメンバー
    • サービス別ライセンス
    • MFA有効ユーザー
    • 上位「N」の大グループ (メンバーの多いグループ)
    • グループに所属していないユーザー
    • グループのサイズ
    • ライセンス付与済みのグループメンバー
    • Microsoft 365 グループメンバー
    • ユーザーによって作成されたオブジェクト

M365 Manager Plus 4.6 4608
リリースノート

2024年2月26日 リリース

機能追加

  • SharePoint
    Online管理:

    M365 Manager Plusを使用して、SharePointサイトとサイトグループを効率的に一括管理できます。以下の新しい管理タスクが追加されました。

    • SharePointサイト許可の変更:
      ユーザー/グループのSharePoint サイトに対する権限を変更することができます。
    • SharePointグループを作成:
      SharePointサイトグループを簡単に作成することができます。グループのメンバーシップとプロパティを、一度に設定できます。
    • SharePointグループメンバーを修正:
      名前検索やCSVを使用した一括操作で、サイトグループにメンバーを追加・削除できます。
    • SharePointグループを削除:
      既存のSharePointサイトグループを削除します。
    • サイト管理者を追加または削除:
      SharePointサイトのサイト管理者の割り当てを変更することができます。
  • Exchange Online管理:
    新たに1つの管理タスクが追加されました。

    • データ暗号化ポリシーを設定またはリセット:
      組織内のメールボックスのデータ暗号化ポリシーを設定またはリセットします。
  • SharePointグループ作成テンプレート:
    メンバーの閲覧許可、グループへの参加/脱退リクエストの自動承認など、サイトグループのプロパティを事前に設定できます。
  • SharePoint
    Onlineレポート:

    新たに3つのレポートが追加され、SharePoint Online環境に関するより包括的な情報が確認可能になりました。

    • サイト別のメンバー:
      環境内のすべてのサイトのメンバーを、個々のサイトごとにグループ化して一覧表示します。
    • サイト別のグループ:
      環境内のすべてのサイトのサイトグループを、個々のサイトごとにグループ化して一覧表示します。
    • サイト別のロール:
      環境内のすべてのサイトのメンバーに割り当てられているロールを、個々のサイトごとにグループ化して一覧表示します。
  • ユーザーレポート:
    新たに2つのレポートが追加されました。

    • 最近ログオンしていないユーザー:
      このレポートでは、指定した「n」日数の間にログインしていないすべてのユーザーを表示します。このレポートには、ユーザーのサインインデータを収集するためにActive Directory
      Premiumライセンスが必要です。
    • ユーザーの最後のログオン:
      このレポートでは、選択したテナント内のすべてのユーザーの最後のログオン時間が表示されます。このレポートには、ユーザーのサインインデータを収集するためにActive Directory
      Premiumライセンスが必要です。
  • メールボックスレポート:
    新たに1つのレポートが追加されました。

    • データ暗号化ポリシー:
      このレポートでは、選択したテナント内のデータ暗号化ポリシーのリストが表示されます。
  • メールトラフィックレポート:
    新たに1つのレポートが追加されました。

    • スパムとしてフィルタ済み:
      スパムと判定されたメールのトラフィックデータを表示します。
  • すべてのユーザーおよび同期済みのユーザーレポートに以下の新しい列が追加されました:
    • オンプレミスOU名
    • オンプレミス識別名
    • オンプレミスSID番号
    • オンプレミスSAMアカウント
  • メールサーバー認証:
    基本認証の他に、OAuthを使用してメールサーバーへのアクセスを保護できるようになりました。
  • Microsoft 365オペレーターの二要素認証:
    M365 Manager PlusにログインするためにMicrosoft 365認証を使用するオペレーターに対して、二要素認証を有効にできるようになりました。
  • 二要素認証の除外設定:
    二要素認証を除外する技術者を指定できるようになりました。

機能強化:

  • 既存のカスタムレポートのレポート名、説明、およびフィルタ条件を編集できるようになりました。
  • 既存のカスタムレポートに追加のフィルタを適用することで、新しいカスタムレポートを作成できるようになりました。
  • 2つの新しいアクション、リサイクルされたファイル、リサイクルされたフォルダが、OneDriveとSharePointファイルフォルダのアクティビティの監査プロファイルおよびアラートプロファイルカテゴリに追加されました。
  • アクセス要求アクティビティレポートは、アイテムのアクセス要求に対する更新を追跡できるようになりました。
  • OneDriveファイルの操作レポートで、OneDriveから削除されたファイルを追跡できるようになりました。
  • 共有招待におけるアクティビティレポートは、外部共有招待が更新されたか、または外部共有ポリシーによってブロックされたかを追跡できるようになりました。
  • ジョブ画面のジョブ一覧が製品を再起動しても保持されるようになりました。
  • ジョブ画面でアーカイブ処理と遅延している管理タスクのステータスを確認することができるようになりました。
  • OneDriveとYammerレポートのパフォーマンスが改善されました。
  • メールボックスカテゴリーのレポートのデータ収集を改善しました。
  • アーカイブメールボックスサイズレポートのデータ収集を改善しました。
  • 日本語および中国語表記を改善しました。
  • 設定タブから製品データベースのバックアップをスケジュールおよび設定できるようになりました。
  • すべてのレポートが従来のXLS形式ではなく、XLSXファイル形式でエクスポートできるようになりました。
  • サービスパックのアップグレードに使用する公開鍵証明書を更新しました。詳細はこちら
  • ドメイントラフィックの概要レポートで、メッセージトレースを新しいデータソースとして使用し、ドメイン上のトラフィック数をまとめて表示できるようになりました。
  • 以下のカテゴリーのレポートのデータ収集パフォーマンスを改善しました。
    • ユーザー
    • グループ
    • 連絡先
  • M365 Manager Plus は、REST API アプリケーションの証明書ベースの認証をサポートするようになりました。
    テナント設定で証明書の詳細を更新することで、アプリ専用のアクセストークンを要求する際に、Azure ADに対してREST APIアプリケーションを認証を行うことができるようになりました。
  • メールベースのレポートの件名を、[含む]、[次を含まない]、[次の文字で始まる]、[次の文字で終わる]などの条件を使用してフィルタリングできるようになりました。
  • 自動化タスクで、最近ログオンしていないユーザーとユーザーの最後のログオンレポートが使用できるようになりました。
  • ライセンス変更管理タスクに、使用可能ライセンス数と使用済みライセンス数の合計が表示されるようになりました。
  • ユーザエージェントの詳細を、レポート、監査、アラート機能に追加しました。クライアントバージョン、OSバージョン、生データなどのユーザエージェントの詳細を表示できるようになりました。

不具合修正:

  • ログインページにて、設定されたユーザー名がブルートフォース攻撃で特定される脆弱性を修正
  • パスワード有効期限通知機能のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を修正
  • デフォルトパスワードの変更設定におけるクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性を修正
  • 脆弱性を持つ複数のJARコンポーネントを最新版に更新しました。
  • 脆弱性(CVE-2023-5072)を含むJSON ライブラリを、最新のバージョン 20231013 にアップグレードしました。
  • 製品データベースのパスワード暗号化キーの可視性に関するセキュリティ脆弱性を修正
  • 二要素認証のセキュリティ脆弱性を修正
  • 監査、アラート、監視のいずれかのプロファイルを削除すると、すべてのスケジュールされたレポートとプロファイルが削除される不具合を修正
  • すべてのM365 Manager Plusインスタンスの、製品にバンドルされているデータベース用のパスワードをランダムなパスワードに変更しました。
  • Microsoft Edgeを使用しているオペレーターがM365 Manager Plusコンソールにアクセスする前にMicrosoft 365にログインすると、データにアクセスできない不具合を修正
  • Log360との統合に関する不具合を修正
  • 匿名リンクのアクティビティ、会社リンクのアクティビティ、インプレース保留とeDiscoveryアクティビティレポートの表示に関する不具合を修正
  • サービスアカウントが毎日午前1時にログインに失敗する不具合を修正
  • URLフィールドが空の場合に発生するメールボックス保持ポリシーを設定管理タスクの不具合を修正
  • ユーザー作成テンプレートにおいて、ルールに設定された一部の属性の値が実行時に割り当てられない不具合を修正
  • 利用可能なメールトレースインデックスの数が多い場合に、リクエストの長さがしきい値を超えることが原因で ユーザー別メールアクティビティレポートで要約クエリが失敗する不具合を修正
  • 一部のレポートで、正常に値が生成されてもリスト数、サイト数、ドライブ数のカラムが常に0と表示される不具合を修正
  • サイトがロックされている場合に SharePoint サイトレポートの生成に失敗する不具合を修正
  • アーカイブメールボックスサイズレポートで発生するManagementObjectAmbiguousExceptionのエラーを修正
  • テナントにパブリックフォルダが存在しない場合に不明なエラーが表示される不具合を修正
  • コンプライアンス DLP ExchangeおよびコンプライアンスDLP SharePoint監査カテゴリの監査データの表示に関する不具合を修正
  • UPNサフィックスが実際のドメイン名と異なる場合、Active Directory 認証のオペレーターがログインできない不具合を修正
  • エンタープライズアプリケーションレポートのデータ収集に関する不具合を修正
  • メールトレース監査でサイズ列が選択されているとレポートをエクスポートできない不具合を修正
  • Exchange Onlineデータの収集中に製品がランダムに再起動する不具合を修正
  • デフォルトのオペレーターアカウントが削除された場合、製品を最新バージョンにアップデートできない不具合を修正
  • 監査のデータ収集におけるマイナーな不具合を修正
  • 設定タブからレポート設定を変更する際に発生する不具合を修正
  • 全レポートのレポート生成データが冗長なため、メモリ使用量が増加する不具合を修正
  • スケジュールレポートの作成中に、管理者が作成した監査、アラート、および監視プロファイルをオペレーターが表示できる不具合を修正
  • 件名別配布リストメッセージレポートにMicrosoft 365グループからのメッセージが表示される不具合を修正
  • すべてのレポートでライセンス名の代わりにライセンスキーが表示される不具合を修正
  • 無効なアドレスへのメールおよびサイズに起因する失敗したメールレポートのデータ収集に関する不具合を修正
  • 自動化フローをAzure AD ユーザーリフレッシュトークンの取り消しタスクを使用して作成した場合に発生する、自動化ポリシーの実行に関する不具合を修正
  • サイズに起因する失敗したメールレポートに、サイズに起因して失敗していないメールが表示される不具合を修正
  • Microsoft 365 グループ作成タスクの属性の委任に関する不具合を修正
  • Super Admin権限を持つオペレーターアカウントで、SSL接続設定を構成できるようになりました。
  • Elasticsearch データエンジンがデフォルトで TLS 1.2 を使用するようになりました
  • テナントのサブスクリプションプランに Azure AD プレミアムライセンスが含まれている場合でも、サインインレポートの生成時に警告メッセージが誤って表示される不具合を修正
  • レポートおよび監査プロファイルにおけるグループ設定の作成、変更、削除の生成に関する不具合を修正
  • Elasticsearchデータエンジンがメモリを過剰に消費する不具合を修正
  • Elasticsearchの移行において、サポートされていない値が含まれることで発生する不具合を修正
  • Microsoft 365のオペレーターアカウントが作成したダッシュボードで、製品がサービスアカウントの資格情報ではなくオペレーターの資格情報を使用する不具合を修正
  • M365 Manager Plusは、Exchange Onlineへの接続にデフォルトでTLS 1.2を使用するようになりました。
  • ユーザー別メールアクティビティおよびユーザー間のメールアクティビティレポートに時間フィルタを追加しました
  • レポートのデータ収集で、フィールドのデータが小数点の区切りに「,」を使用している場合の不具合を修正。生成されるレポートでは、小数点以下の値の区切りに「.」を使用します。
  • メールボックスフィルタに、セキュリティとユニファイドグループのメールボックスを追加できるようになりました。
  • ライセンス詳細フィルタで、ライセンス サービス フィールドに「()」、「/」、「\」などの特殊文字が含まれる場合にレポートが読み込まれない不具合を修正
  • Elasticsearch移行時に、データフィールドが空の場合のデータ解析に関する不具合を修正
  • スケジュールされた監査レポートのエクスポート時に、エクスポート設定で指定した説明がエクスポートしたファイルに反映されない不具合を修正
  • 監査レポートの業務時間フィルタで、日曜日に発生したイベントが業務時間外とみなされない不具合を修正

仕様変更/機能廃止:

  • スパム検出レポートおよびスパム検出監査プロファイルに使用されていたコマンドレットは、Microsoft社によって非推奨となりました。代わりに、スパムとしてマークされたメールの詳細を取得するために、新たなスパムとしてフィルタ済みレポートを使用することができます。
  • ユーザ資格情報の更新監査アクションは、Microsoftによって非推奨となりました。代わりに、最近パスワードが変更されたユーザーレポートを使用して、最近資格情報が変更されたユーザの詳細を確認することができます。また、同様に、ユーザパスワードの変更監査アクションを使用することができます。
  • 以下のレポートのデータ取得に使用していたコマンドレットは、Microsoftによって廃止されました:
    Skype番号、音声対応ユーザー、Skypeから削除されたユーザー、詳細メールトラフィック、スパムトラフィックの概要
    これらのレポートは生成できなくなりました。ただし、以前に生成されたこれらのレポートのデータは確認可能です。