NetFlow Analyzer ナレッジベース

トラフィックタブではデータが表示されるが、アプリケーションタブや送信元/宛先タブでは表示されない


短時間を指定してデータを表示した際に本現象が発生する恐れがあります。

NetFlowAnalyzerでは、
トラフィックタブの表示と、アプリケーション、送信元、宛先タブなどの表示では別のデータを使用しています。

トラフィックタブには、
バイナリ形式でファイルに保存された1分間粒度のデータを使用しており、最大1年間まで保持することができます。
アプリケーションタブでは、データベースに保存されたヒストリカルデータ(集約/平均化)データを使用しており、
時間が経つにつれて、10分=>1時間=>6時間といったようにデータを丸めて保存しています。

そのため、短時間を表示した場合、トラフィックタブではデータが存在するが、
アプリケーションタブなどではデータが表示されない現象が起こります。

1分間隔でアプリケーションや送信元などのデータを見る必要がある場合は、
ローデータの保持を有効化してください。

ローデータとは、受信したフローデータをそのまま保存したデータで、通常では最大1ヶ月、
アドオンでデータベースを追加することで最大1年まで保存が可能です。

ローデータの保存にはハードディスク容量が必要となりますが、細かいデータを確認することができます。

[ローデータ・集約データとは | NetFlow Analyzer ナレッジベース] (https://www.manageengine.jp/support/kb/NetFlow_Analyzer/?p=983)

[ローデータ設定方法 | NetFlow Analyzer ナレッジベース] (https://www.manageengine.jp/support/kb/NetFlow_Analyzer/?p=1439)

[ローデータが表示に使われる箇所 | NetFlow Analyzer ナレッジベース] (https://www.manageengine.jp/support/kb/NetFlow_Analyzer/?p=152)