アラート生成仕様
作成日:2015年2月25日 | 更新日:2020年5月21日
(1)NetFlow Analyzer は、
アラートプロファイルで設定したしきい値条件を
1分間に1回、確認します。
しきい値を、帯域使用率P[%]、N[回]、M[分]と設定した場合、
帯域使用率が、M[分]内でN[回]、P[%]を超えるとアラートを上げます。
(例)
[想定状況]
しきい値を、帯域使用率60[%]、3[回]、30[分]と設定
帯域使用率が継続して60[%]を超過
3[分]でしきい値条件が満たされ、アラートが発生
残りの27[分]はアラート未発生
30[分]から再びカウントを開始し、33[分]でアラート発生
(2)[ビジネス時間アラート]設定を有効化した場合、
設定した時間範囲外では、アラートを生成しません。
(3)アラートを設定する際に、アラート規準の設定にて「両方とも」を選択すると、
送信と受信のトラフィックを足しこんだ値を基準としてアラートを上げます。
例えばしきい値が35Mbps受信の速度が10Mbps、送信の速度が30Mbpsですと、
受信と送信を足しこんだ速度はMbpsとなりアラートがあがります。
例:
例2:
アラートの基準で[両方](受信・送信)、使用率のしきい値を70%に設定。
受信側の使用率が50パーセント、送信側の使用率が50パーセントの場合、
合計して100%になり、しきい値の70%を超えるのでアラートが発報される。
同一名のアラートプロファイルに同一の閾値条件で、
アクションのみ変更した場合、すべてのアクションが実行されます。
複数のアラートプロファイルに同一条件を指定した場合、
すべてのアラートプロファイルが実行されます。