Patch Manager Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Patch Manager Plus サーバーとデータベースのメンテナンス


Patch Manager Plus サーバーには自動メンテナンス機能があり、サーバーやデータベースのメンテナンスを設定したスケジュールにしたがって自動的に実行することが可能です。

Patch Manager Plus サーバーとデータベースのメンテナンス

メンテナンスの内容

Patch Manager Plus のメンテナンスでは、以下の内容を実行します。

  • DB内の全テーブルの再インデックス化
  • 不要な古いファイルの削除
メンテナンスを行うメリット

  • サーバーやデータベースのパフォーマンスが向上します。
  • 不要なファイルを削除し、使用するディスクサイズが小さくなります。

メンテナンスを実行しない場合、挙動が不安定になる可能性があります。そのため、定期的な実行を推奨します。

 


メンテナンスのスケジュール設定方法
  1. 管理者として Patch Manager Plus コンソール画面にログインし、管理タブ > サーバ設定 > サーバーメンテナンス をクリックします。
     
  2. 「サーバーメンテナンスの有効化」のチェックボックスにチェックを入れます。
     
  3. メンテナンスを実行する日を指定します。
    • メンテナンスに適した週: メンテナンスを実行したい週(最初、第二、第三、第四、最後)を選択します。メンテナンスを毎週実施したい場合、上記すべてのチェックボックスにチェックを入れます。
    • メンテナンスに適した日: メンテナンスを実行したい曜日を選択します。
  4. 開始: メンテナンスの開始時間を入力します(24時間形式)。
  5. メールアドレス: 通知を有効化する場合は「メンテナンス前に毎回通知」にチェックを入れ、「メールアドレス」のテキストボックスにメールアドレスを入力します。複数のメールアドレスを入力する場合、コンマ区切りにします。

以下の例では、毎週木曜日の 23:00 からメンテナンスが実行され、開始時刻の約2時間前に指定したメールアドレス宛に通知されます。


通知メールの内容は以下の通りです(以下の画像は、同様の機能をもつDesktop Central の通知メールです)。
  • サーバーメンテナンスが毎週実施されるようにスケジュール設定を行うことを推奨します。
  • サーバーメンテナンス中、Patch Manager Plus のサービスが一時的にダウンします(パッチ配布の実行などができません)。
    そのため業務時間外の時間帯にスケジュール設定をすることを推奨します。
  • サーバーメンテナンスが開始されると Patch Manager Plus サービスが自動的に停止し、メンテナンス終了後自動的にサービスが起動されます。所要時間は、お客様の環境にもよりますが平均して 30 分程度です。
  • MSSQLデータベースを利用している場合は、データベースのメンテナンスのみを有効化してください
  • メンテナンスのプロセスを中断しないことを推奨します。

 


サーバーメンテナンス以外のメンテナンス機能について

Desktop Centralサーバーメンテナンスの一環としてデータのバックアップや、パッチのクリーンアップを実行する場合は、以下のナレッジも合わせてご参照ください。