Active Directoryの連絡先管理をツールで自動化

ADManager Plusは、Active Directoryから連絡先オブジェクトの自動削除を提供します。削除される連絡先をドメインまたは指定されたコンテナから絞り込み、Active Directoryから削除させるスケジューラです。Active Directoryの連絡先を定期的に一括削除を行っている環境では、この機能が非常に役立ちます。

ワークフローで制御した自動削除:

ADManager Plusは、ネイティブのADツールやPowerShellとは異なり、連絡先の削除作業を完全に自動化します。作業者の独断で連絡先を一括削除できないシナリオでは、承認ワークフローが 自動化処理にチェックポイントを実装します。

承認ワークフローとは?

承認ワークフローとは、申請内容を検証する担当者、承認する担当者を定義した処理手続きを指します。ADManager Plusのワークフローは処理の実行前にプロセスを精査することができ、処理手続きに様々な段階を設定できます。

連絡先管理でワークフローを利用する例:

  • ドメイン内の非アクティブな連絡先を抽出し、削除する自動化を設定します
  • 自動化は指定された時間に実行され、非アクティブな連絡先を対象にレポートを作成してレビュー担当者に送信します
  • レビュー担当者がレポートを閲覧してレビューを提出します
  • 承認者はレビューを読み、すべてが問題ないと判断した場合、承認します
  • 実行者がActive Directoryから連絡先を削除する操作を実行します

自動化の仕組み:

予め、一括で連絡先を削除する自動化の実行時間と、削除する予定の連絡先の検索場所を指定します。実行時には、スケジュールされた自動化が、指定されたOUを一掃し、連絡先を削除します。処理にワークフローを実装すると、連絡先を抽出した際に、レビュー担当者に通知されます。レビュー担当者が内容を確認し、処理を次の段階に進めます。続いて処理は承認者に進み、承認者はボタンを1度押すだけで連絡先を削除できます。設定画面のチェックボックスからビジネスワークフローを実装できます。

CSVファイル

ADManager Plusには、AD操作を実行する連絡先の選択方法としてCSVファイルからのインポートもあります。CSVファイルで連絡先を指定し、自動化の編集画面からファイルパスを設定します。

注目機能

その他の機能

Active Directoryのパスワード管理

Active Directoryのセキュリティを損なうことなく、Webベースのコンソールからパスワードのリセットやパスワードの変更を行うことができます!ヘルプデスクの技術担当者にパスワードリセットを委任することも可能です。

Active Directoryのコンプライアンスレポート

Active Directoryのレポートは、SOX、HIPAA、GLBA、PCI、USA PATRIOTなどの政府の規格を順守するのに役立ちます!組織のコンプライアンスを完璧にしましょう!

Active Directoryの委任

管理を緩めることなく作業負担を軽くします。ADManager Plusにより、安全で危険性のないヘルプデスク委任と管理!特定のOUの特定のタスクを技術担当者に委任します。

Microsoft Exchangeの管理

ADManager PlusのExchange管理システムで、Exchangeのメールボックスを作成・管理して、メールボックスの権限を設定します。

Active Directoryのクリーンアップ

ADManager PlusのActive Directoryクリーンアップ機能により、非アクティブ/古い/不要なオブジェクトをActive Directoryから削除して、安全性と効率性を高めます。

Active Directoryの自動化

ユーザープロビジョニングや非アクティブユーザーのクリーンアップなどのActive Directoryの重要なタスクを完全に自動化します。また、フォローアップタスクを設定・実行したり、ワークフローを調整して優れた自動化を実現したりすることができます。

必要な機能のご要望をお寄せください

ADManager Plusに機能追加のご希望がございましたら、ご連絡ください。喜んで皆様のご要望を承ります。