ADManager Plusとは
WebベースのGUIでActive Directoryのユーザー、コンピューター、ファイルサーバーを管理し、自動化、ワークフローなどを容易に実行できるActive Directory運用管理ソフトです。誰にでも操作しやすい画面で、適切な権限割り当て、更新作業ができます。Active Directoryにまつわる定型業務を効率化する豊富な機能で、管理者の運用負荷を軽減します。
Active Directory ID管理とは
Active Directory ID管理とは、IT管理部門・IT管理者が、組織内のActive Directoryドメインへ接続するユーザーのアカウント・コンピューター・グループ情報を追加/削除/更新したり、適切なアクセス権限を割り当てる取り組みです。
Active Directoryは、コンピューター上でユーザー、クライアント端末のアドレス帳代わりとなる便利な機能ですが、ID管理について現場はあらゆる課題を抱えています。

よくある課題
課題1・自作のスクリプトで情報更新・管理をするため効率が悪い
ADUCや自作のPower Shellスクリプトでユーザー情報・権限割り当てを実施しているが、専門知識が必要とされたり、人為的なミスの発生原因となったりする
課題2・Excelによる台帳管理で管理業務が煩雑に
ユーザー情報・権限をExcelなどで台帳管理をしているため、ユーザー使用状況の調査、更新が手作業となる
課題3・手作業により抜け・漏れが発生
たとえば「2か月間の業務スタッフ用10人分のアカウントを作成し、60日後に停止・90日後に削除したい」という作業が発生した場合、ステータス更新のたびに手作業が発生し抜けや漏れの原因となる
課題4・人事異動の際、業務が集中しIT管理部門の負荷が高くなる
Active Directory IDと役職・所属部署を紐づけている場合、4月・9月など組織改編時にID更新・確認作業による業務負荷が集中し、IT管理者へ大きな負担がかかる
課題5・ファイルサーバーへのアクセス権管理まで手が回せていない
セキュリティ対策として重要であることは分かっているが、工数負荷が高く「誰が、どのファイルにアクセスできるのか」を適切に管理出来ていない
こんなお悩みを解決する機能を用意しています
大量のアカウント追加/変更を効率化したい
ID管理情報を自動的に一元管理、CSVインポートやテンプレート適用により、ID管理業務の負荷を大幅に軽減します。 ユーザー一括管理を見る
アカウント管理と一緒にファイルサーバー管理も行いたい
ファイルサーバー管理機能を使用し、Active Directoryドメイン上に存在するNTFSフォルダー/ファイルや共有フォルダーのアクセス許可の、管理者による一括更新(アクセス許可の追加、変更、取消)を可能にします。 ファイルサーバー管理を見る
Active Directoryアカウントを棚卸ししたい
Active Directoryの不使用アカウント/無効化されたアカウント/期限切れのユーザーアカウントやコンピューターを即座に抽出し、無効化/削除/移動など適切な対処を迅速、且つ、容易に行うことができます。 ID/アカウントの棚卸しを見る
ドメインコントローラーへのアクセスを制限し、履歴を把握したい
ツールを経由することで、担当者が直接ドメインコントローラーにアクセスする必要がなくなります。Active Directory内ではツール経由のアクセスはすべてツール管理者として履歴が残せます。また、ツール内の監査レポートではユーザー個別のアクセス履歴を把握できます。監査レポートを見る
Active DirectoryとMicrosoft 365 (旧称 Office 365)のアカウントを連携したい
オンプレミスのActive DirectoryとMicrosoft 365のアカウントを一元管理できます。Active Directoryにユーザーを新規追加する際に、Microsoft 365へもアカウントも同時作成し、権限を割り当てられます。また、ツール上からMicrosoft 365の既存ユーザーの権限を設定し直すこともできます。Microsoft 365の連携を見る