動作環境/システム要件

NetFlow・sFlow対応 フローコレクター

Windows/Linux/CentOSにも対応!簡単フローコレクター

ManageEngineが提供するNetFlow Analyzerは、NetFlow・sFlowに対応したフローコレクターです。運用に乗せやすいシンプルで分かりやすい管理画面が特長で、誰でも簡単にドリルダウンしながらネットワーク輻輳の原因となっている通信をIPアドレス単位で特定できます。

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インターフェースを流れる通信のアプリケーション毎の内訳

インターフェースを流れる通信のアプリケーション毎の内訳

 

 

目次

 

サーバーサイジング


1.ハードウェア選定の際は運用設計上の注意をご確認の上、実環境にて評価することを推奨いたします。
2.製品導入後の定期的なシステム要件の見直し/JavaとDBのチューニングを推奨いたします。
3.システム要件(メモリー、CPU、ディスク容量)は製品Editionやフローレート(1秒当たりに受信するフローデータ数)、
 ローデータの保持期間、利用データベース種に応じて算出が可能です。
 ※フローレートは本製品評価版で確認できます。 : 確認手順
 ※フローレートの推定はナレッジベースから確認できます。 : 確認手順
 ※データの詳細はナレッジベースから確認できます。 : 保持データと表示粒度の詳細
 ※特定のアップグレード作業等で追加のHDDが必要になる場合があります。
 ※平均化データは、トップ100のレコードにもとづいて提示しています。

 

製品起動用システム要件

パラメーター Professional Edition Enterprise Edition
セントラル サーバー コレクター
CPU2.4 GHz Quad Core Processor2.4 GHz Dual Core3.2 GHz Quad core
メモリー4 GB4 GB8 GB
ハードディスク空き容量200 GB600 GB1 TB SATAハード ディスク
OSビット64bit64bit64bit

 

製品運用システム要件

フローレート/秒 CPU メモリー 履歴(平均化)データ用のディスク空き容量(無期限) ローデータ用のディスク空き容量(任意項目)

0~3,000

2.4 GHz Quad Core Processor 以上4 GB200 GB75 GB/日

3,001~6,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上6 GB200 GB150 GB/日

6,001~9,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上8 GB200 GB225 GB/日

9,001~10,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上16 GB200 GB250 GB/日

10,001~25,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上18 GB以上225 GB-
以下、ローデータ保持非推奨

25,001~50,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上20 GB以上250 GB-

50,001~75,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上22 GB以上300 GB-

75,001~100,000

3.2 GHz Quad Core Processor 以上24 GB以上350 GB-

※フローレートが10,000以上、もしくは監視インターフェースが500以上の場合、ローデータの保持は推奨いたしません。
※フローレートにより変動があります。実環境での検証を推奨しています。
※ローデータ保持期間は最大1週間です。
 高性能レポートエンジンオプションの利用で最大6ヵ月間のローデータ保持が可能です。
※あくまで参考値となりますが、監視インターフェース数と平均化(ヒストリカル)データ用のディスク空き容量の目安を以下に記載します。

インターフェース数HDD容量
15200GB
25200GB
50200GB
100200GB
250250GB
500600GB

 

OS/webブラウザー要件

オペレーティングシステムwebブラウザー
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Ubuntu Server 14 to 22.04 LTS
  • Red Hat Enterprise Linux 7~9.1
  • CentOS Stream 9
  • CentOS 7
  • Google Chrome(推奨/最新版)
  • Mozilla Firefox(最新版)
  • Microsoft Edge(最新版)

※本運用環境ではサーバーOSをご利用ください。
 評価期間中に限りWindowsクライアントOSを使用することが可能ですが、スペックや稼働状況によって動作が遅くなる可能性があります。
※AWSやAzureなどのクラウド環境、VMwareやHyper-V、XenServerなどの仮想化環境上でも上記対応OS上であれば運用可能です。
 ただし性能に関しては、必ず評価版を利用して製品性能を十分に検証した上で、お客様の性能要件を満たすか確認してください。
※CentOS 6 / RHEL6:サポート終了(2020年11月30日)に伴い、弊社OS要件から除外しています。
※CentOS 8:サポート終了に伴い、弊社OS要件から除外しています。
※Windows Server 2012/2012 R2:サポート終了(2023年10月10日)に伴い、弊社OS要件から除外しています。
※Windows Server 2008/2008 R2:サポート終了に伴い、弊社OS要件から除外しています。

 

ポート要件

ポート名 デフォルトのポート番号 プロトコル ポートの用途 方向

Webサーバーポート(HTTP)

8060TCPWebブラウザーからNetFlow AnalyzerサーバーへのHTTP接続時に使用されるWebポートです。受信

Webサーバーポート(HTTPS)

8061TCPWebブラウザーからNetFlow AnalyzerサーバーへのHTTPS接続時に使用されるWebポートです。受信

NetFlow待ち受けポート

9996UDP ネットワーク機器から送付されるフローデータを受信するリスニングポートです。受信

データベースポート

13306TCPNetFlow AnalyzerがデフォルトでバンドルするPostgreSQLデータベースへの接続時に使用されるポートです。送受信

MSSQL

1433TCPMicrosoft SQLデータベースに接続する際に使用されるポートです。-

SNMP

161UDP ネットワーク機器情報を取得や、SNMPベースのNBARを設定時に使用されるポートです。送受信

Wrapperポート

32000~32999TCP-送受信

JVM

31000~31999TCPWrapperへの接続時に使用されるポートです。送受信

HTTPSポート

443TCPHTTPS接続時に使用されるポートです。Enterprise Editionで使用されます。送受信

 

高性能レポートエンジンデータベースのシステム要件

サポート対象のオペレーティングシステム
Windows Linux
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Red Hat Enterprise Linux 8.x / 7.x
  • CentOS 7.x
  • OL 7.x
  • SLES 12
  • Ubuntu 20 (APT)
  • Debian 10 (APT)
フローレート/秒 CPU メモリー ローデータ用の空き容量

0~10,000

3.5 GHz 以上かつ 8 core/16 threads 以上

24 GB

100 GB/日

10,001~25,000

3.5 GHz 以上かつ 8 core/16 threads 以上

24 GB

250 GB/日

25,001~50,000

3.5 GHz 以上かつ 8 core/16 threads 以上

24 GB 以上

500 GB/日

50,001~75,000

3.5 GHz 以上かつ 16 core/32 threads 以上

32 GB 以上

750 GB/日
読み込み&書き込み速度 350MiB/秒 以上

75,001~100,000

3.5 GHz 以上かつ 16 core/32 threads 以上

32 GB 以上

1000 GB/日
読み込み&書き込み速度 500MiB/秒 以上

※PassMarkスコアが10,000以上のCPUの導入を推奨します。
※RPMが10,000以上のHDDの導入を推奨します。
※SSDを導入いただくことでパフォーマンスが向上します。
※高性能レポートエンジンはPostgreSQLデータベースのみをサポートします。
※フローレートと空き容量は1,000インタフェースにもとづいて提示しています。
※フローレート10,000fps以上の環境では攻撃オプションはご利用できません。
※これらのメモリーの推奨値は、最大200台のネットワーク機器を前提に算出され、負荷によって推奨値は異なります。

 

システム要件の算出例

1. Professional Edition/フローレート瞬間最大値が4,000/ローデータ保持期間が1週間/データベースはデフォルトのPostgreSQL利用を想定
メモリー : 6GB (製品運用システム要件 メモリー)
CPU : 3.2 GHz Quad Core Processor 以上 (製品運用システム要件 CPU)
HDD : 1,450GB※OSリソースは考慮しておりません
200GB (製品起動用システム要件) + 200GB (製品運用システム要件 平均化データ) + 1,050GB (150GB×7日 製品運用システム要件 ローデータ)
OS : Windows Server 2019 (OS要件)
webブラウザー : GoogleChrome (webブラウザー要件)

2. Professional Edition/フローレート瞬間最大値が15,000/ローデータ保持期間が2ヶ月間/データベースはオプションの高性能レポートエンジン利用を想定
メモリー : 24GB (高性能レポートエンジン メモリー)
CPU : 3.5 GHz 以上かつ 8 core/16 threads 以上 (高性能レポートエンジン CPU)
HDD : 15,425GB※OSリソースは考慮しておりません
200GB (製品起動用システム要件) + 225GB (製品運用システム要件 平均化データ) + 15,000GB (250GB×60日 高性能レポートエンジン ローデータ)
OS : Red Hat Enterprise Linux 7 (高性能レポートエンジン OS)
webブラウザー : GoogleChrome (webブラウザー要件)

3. Enterprise Edition/フローレート瞬間最大値がコレクター1で8,000、コレクター2で5,000/ローデータ保持期間が1週間/データベースはデフォルトのPostgreSQL利用を想定

セントラル(データはコレクターでのみ受信)
メモリー : 4GB (製品起動用システム要件 メモリー)
CPU : 2.4 GHz Dual Core (製品起動用システム要件 CPU)
HDD : 600 GB (製品起動用システム要件) ※OSリソースは考慮しておりません
OS : Windows Server 2019 (OS要件)
webブラウザー : GoogleChrome (webブラウザー要件)

コレクター1 フローレート8,000fps
メモリー : 8GB (製品運用システム要件 メモリー)
CPU : 3.2 GHz Quad Core Processor 以上 (製品運用システム要件 CPU)
HDD : 2,775GB SATAハードディスク ※OSリソースは考慮しておりません
1 TB SATAハード ディスク (製品起動用システム要件) + 200GB (製品運用システム要件 平均化データ) + 1,575GB (225GB×7日 製品運用システム要件 ローデータ)
OS : Windows Server 2016 (OS要件)
webブラウザー : GoogleChrome (webブラウザー要件)

コレクター2 フローレート5,000fps
メモリー : 8GB (製品起動用システム要件 メモリー / 製品運用システム要件6GBと比べ高い値を選択)
CPU : 3.2 GHz Quad Core Processor 以上 (製品運用システム要件 CPU)
HDD : 2,250GB SATAハードディスク ※OSリソースは考慮しておりません
1 TB SATAハード ディスク (製品起動用システム要件) + 200GB (製品運用システム要件 平均化データ) + 1,050GB (150GB×7日 製品運用システム要件 ローデータ)
OS : CentOS 7 (OS要件)
webブラウザー : GoogleChrome (webブラウザー要件)