NetFlow Analyzer ナレッジベース

システム要件の見直し・チューニング手順


概要

 

  • システム要件の洗い出し方法/見直し手順
  • 対象バージョン : 12.5~
    • バージョン・ビルド番号の確認手順 : こちら

 

システム要件が満たされていない環境で起こる事象例 :

・製品が急停止(製品破損の可能性)、その後起動できない

・アップグレードの停止(ほぼ確実に製品破損につながり復旧不可)

・データベースへのデータ書き込みが追い付かず、結果的にデータがUI上で表示されない

 

手順

1.

フローレートの最大値を確認

フローレート確認方法 : こちら

 

2.

ローデータの保持有無/保持期間を確認

確認手順 : こちら

 

3.

NetFlow Analyzerが既にインストールされているサーバーのシステム要件を見直す場合は、以下を予めご確認ください。

  • サーバーのOS
  • CPUのプロセッサ数/動作周波数(GHz)
  • メモリー(GB)
  • インストールドライブ内の空き容量(GB)/全体容量(GB)
  • NetFlow Analyzerを閲覧しているブラウザ種/最新バージョンであること

 

4.

上記の必要情報を製品システム要件ページと比較

 

  • 製品起動用システム要件

製品の起動に最低限必要な要件です。特にHDD容量は、製品運用システム要件とは別に必ず確保してください。

 

  • 製品運用システム要件

フローレート値から、履歴(平均化)データトラフィック(1分間バイナリ)データを保持するための、HDD全体容量/CPU/メモリー要件を確認し、必ず確保してください。

PostgreSQLデータベースでローデータを保持している場合、フローレート値とローデータ保持期間に合わせたHDD増加量/1日を必ず確保してください。

 

  • OS要件

製品がインストールされているOSが、リストに含まれていることを必ずご確認ください。

 

  • webブラウザー要件

製品に接続するためのブラウザがリストに含まれていること、最新版であることを必ずご確認ください。

 

5.

高性能レポートエンジンオプションを用いてローデータを保持している場合は、以下をご確認ください。

高性能レポートエンジンデータベースのシステム要件 : こちら

 

  • サポート対象のOS

高性能レポートエンジンがインストールされているサーバーOSがリストに含まれていることを必ずご確認ください。

 

  • 導入サーバーシステム要件

フローレート値とローデータの保持期間に沿った、

ローデータ用のCPUのプロセッサ数/動作周波数(GHz)/メモリー(GB)/HDD容量を必ず確保してください。

 

6.

以下項目のチューニングを実施

チューニングマニュアル:こちら