システム要件の見直し・チューニング手順
作成日:2019年11月13日 | 更新日:2024年2月5日
概要
- システム要件の洗い出し方法/見直し手順
- 対象バージョン : 12.5~
- バージョン・ビルド番号の確認手順 : こちら
システム要件が満たされていない環境で起こる事象例 :
・製品が急停止(製品破損の可能性)、その後起動できない
・アップグレードの停止(ほぼ確実に製品破損につながり復旧不可)
・データベースへのデータ書き込みが追い付かず、結果的にデータがUI上で表示されない
手順
1.
フローレートの最大値を確認
フローレート確認方法 : こちら
2.
ローデータの保持有無/保持期間を確認
確認手順 : こちら
3.
NetFlow Analyzerが既にインストールされているサーバーのシステム要件を見直す場合は、以下を予めご確認ください。
- サーバーのOS
- CPUのプロセッサ数/動作周波数(GHz)
- メモリー(GB)
- インストールドライブ内の空き容量(GB)/全体容量(GB)
- NetFlow Analyzerを閲覧しているブラウザ種/最新バージョンであること
4.
上記の必要情報を製品システム要件ページと比較
- 製品起動用システム要件
製品の起動に最低限必要な要件です。特にHDD容量は、製品運用システム要件とは別に必ず確保してください。
- 製品運用システム要件
フローレート値から、履歴(平均化)データとトラフィック(1分間バイナリ)データを保持するための、HDD全体容量/CPU/メモリー要件を確認し、必ず確保してください。
PostgreSQLデータベースでローデータを保持している場合、フローレート値とローデータ保持期間に合わせたHDD増加量/1日を必ず確保してください。
- OS要件
製品がインストールされているOSが、リストに含まれていることを必ずご確認ください。
- webブラウザー要件
製品に接続するためのブラウザがリストに含まれていること、最新版であることを必ずご確認ください。
5.
高性能レポートエンジンオプションを用いてローデータを保持している場合は、以下をご確認ください。
高性能レポートエンジンデータベースのシステム要件 : こちら
- サポート対象のOS
高性能レポートエンジンがインストールされているサーバーOSがリストに含まれていることを必ずご確認ください。
- 導入サーバーシステム要件
フローレート値とローデータの保持期間に沿った、
ローデータ用のCPUのプロセッサ数/動作周波数(GHz)/メモリー(GB)/HDD容量を必ず確保してください。
6.
以下項目のチューニングを実施
チューニングマニュアル:こちら