リモートコレクター

本機能は、ビルド12.8.639以降ご利用いただけます。
ビルド番号の確認方法はこちらをご確認ください。

目次

概要

リモートコレクターは、本社と各拠点に分散したネットワーク環境において、一元的な監視を実現するための機能です。
装置の監視、トラフィック解析、アプリケーション通信の分析、インターネット回線品質の測定など、それぞれの役割を持つ各機能がOpManagerと連携し、リアルタイムな可視化と安定した監視を実現します。

本機能を利用するには、監視対象の装置にリモートコレクターをインストールする必要があります。
インストール方法は こちらをご確認ください。

動作要件

  • OpManagerをセキュアモード(SSL通信)にする必要があります。
  • 本機能を使用する場合、こちらのシステム要件を満たしている必要があります。
    ※本社ドキュメントのため、英語表記となります。

機能

DPI Engine, NetSpeed Tracker, NetFlow Generatorは、別途NetFlow Analyzerオプションが必要となります。
詳細はこちらをご確認ください。

ミニポーラー

ミニポーラーは、拠点や分離されたネットワークに存在する装置を検出し、可用性監視を実施する機能です。
OpManagerとの通信が一時的に切断された場合でも監視を継続できます。
ミニポーラー機能を有効化したリモートコレクター1台で最大50台の装置の可用性を監視できます。

 

ミニポーラーには、以下の特徴があります。

  • ネットワーク負荷を軽減
    WAN回線経由でOpManagerサーバーが直接装置をポーリングする代わりに、Mini Pollerが拠点内でポーリングを実施します。
    集約した監視データのみをOpManagerサーバーへ送信するため、WAN回線の通信量を削減し、帯域を効率的に利用できます。
  • 継続的な監視を実現
    OpManagerサーバーと拠点間の通信が一時的に切断された場合でも、Mini Pollerは監視データの収集を継続します。
    通信復旧後にデータを転送するため、監視データの欠落を防ぎ、重要なアラートの見逃しを抑制できます。
  • 拠点単位での装置検出・監視
    遠隔拠点やサテライトオフィスで装置の検出および監視を実施できます。
    OpManagerサーバーから直接アクセスできない環境でも、各拠点の監視状況を一元的に把握できます。

 

minipoller

 

minipollerdiscover

DPI Engine

DPI Engineをご利用いただくにはNetFlow Analyzerオプションに加え、DPIオプションまたは高性能レポートエンジン(HighPerf)オプションが必要となります。
詳細はこちらをご確認ください。

DPI Engineは、アプリケーションおよびネットワークのレスポンスタイムを分析する機能です。

パケット解析により、TCP-3ウェイハンドシェイクにかかるNRT(Network Response Time)と クライアントとアプリケーション間のリクエストとレスポンスにかかるART(Application Response Time)の配分を可視化します。
※NRT/ART情報はTCP(RFCの外部リンク/英文)通信のみを対象に表示されます。

 

DPI Engineには、以下の特徴があります。

  • 応答時間の分析
    アプリケーション応答時間(ART)とネットワーク応答時間(NRT)を比較し、性能低下の原因を分析できます。
  • 詳細なトラフィックレポート
    ネットワークおよびアプリケーションの通信量、通信相手、送信元・宛先IPアドレス、アクセスURLなどをレポートとして確認できます。
  • ボトルネックの早期検知
    エンドユーザーへ影響が発生する前に、ネットワークやアプリケーションのボトルネックを特定できます。

 

DPI Engine1

 

DPI Engine2

NetSpeed Tracker

NetSpeed Trackerは、LAN⇔WAN間におけるアップロード/ダウンロードの通信速度、ジッタ、遅延等を測定し、最短5分間隔データとして可視化する機能です。

NetSpeed Trackerが有効なリモートコレクターのインストールサーバーから、ネクストホップに応じたネットワーク上の外部サーバーへポーリングを行い、 その際に測定されるアップロード/ダウンロードの通信速度を記録し、レポート化します。

本機能を有効化する際に、Speedtest Privacy Policyに同意する必要があります。

 

NetSpeed Trackerには、以下の特徴があります。

  • ISP回線速度の監視
    インターネットサービスプロバイダー(ISP)が提供する回線速度をリアルタイムで監視できます。
  • 回線品質の分析
    アップロード速度、ダウンロード速度、送受信データ量、ジッター、遅延などの詳細な情報を確認できます。
  • 回線障害の早期把握
    通信速度の低下や回線品質の劣化を検知し、ユーザーへ影響が及ぶ前に原因を特定できます。

 

NST

NetFlow Generator

NetFlow Generatorは、特定ネットワーク機器からのミラーリングデータ(パケット)を解析してフローフォーマットのデータを生成し、OpManagerに毎分送付する中継機能です。
これにより、フロープロトコル非対応ネットワーク機器のフローデータ監視を実現します。

最大5つまでNetflowのリスナーポートを設定できます。 設定方法は こちらをご確認ください。

 

NetFlow Generatorには、以下の特徴があります。

  • フロー情報を送信できない装置の監視
    NetFlowやsFlowなどのフローエクスポート機能を備えていない装置でも、トラフィック解析を実施できます。
  • 詳細なフロー情報の分析
    平均フローレート、フロー数、最終受信時刻、リスナーポートなどの情報を確認できます。
  • トラフィック状況を可視化
    ネットワーク全体のトラフィック傾向や帯域使用状況を把握できます。

 

NetFlow Generator

 

NetFlow Generator画面

画面の見方と実行できるアクション

[設定]→[エージェント]→[リモートコレクター]で確認・実施できる内容は以下です。

RC画面
項目 詳細
名前 リモートコレクターインストール時に入力した名前
IPアドレス リモートコレクターインストールサーバーのIPアドレス
バージョン 利用中のリモートコレクターのバージョン
ステータス OpManagerとリモートコレクターの疎通状況
最終接続日時 OpManagerとリモートコレクター間で最後に疎通した時間
エージェントタイプ 現在有効になっているリモートコレクター機能

 

アクション

設定

settingより、使用するイーサネットカードの変更や、各機能の有効化/無効化を実行できます。

RC設定画面

ログの閲覧

settingより、ログを閲覧できます。

削除

settingより、リモートコレクターをOpManagerから削除できます。

アップグレード

[アップロード:PPM]より、リモートコレクターのアップグレードを実行できます。

RCアップグレード画面