運用監視の自動化をツールで手軽に実現する方法

ネットワーク運用監視に自動化を取り入れることは、日々の運用の負担削減とともに、ネットワークトラブル発生時の迅速な対応を実現する上でも重要です。ただし、自力で障害の一次対応や定型業務を自動化するには、プログラムやスクリプトを作成する必要が生じます。そのような作業は工数負荷が大きく、スキルや経験が問われることもあるという点に留意する必要があります。

工数負荷やスキルなどに不安がある場合は、誰でも使いやすいツールを活用するのがおすすめです。ここでは、ManageEngineがご提供している日本語サポート付のネットワーク監視ツール「OpManager」で実現する運用監視の自動化についてご紹介します。

監視対象装置の自動追加

ツールの導入構築は最初の壁となることが多く、手軽にできることが重要です。OpManagerは、IPアドレスの範囲を指定するだけで、サーバーやネットワーク機器などの監視対象の装置を自動検出するディスカバリー機能を備えています。

また、装置ごとに適した監視項目やしきい値を1台ずつ設定する作業で時間がかかった経験のある方も多いと思います。OpManagerは、そのようなマルチベンダー機器の監視の初期設定を自動で適用する装置テンプレートを10,000種類以上備えています。これらの機能により、インストールから最短10分で監視を開始できます

装置を自動検出するディスカバリー機能

装置を自動検出するディスカバリー機能

監視の初期設定を自動適用する装置テンプレート機能

監視の初期設定を自動適用する装置テンプレート機能

ネットワーク図の自動作成・自動更新

ネットワーク運用監視においてネットワーク図は、障害発生時に障害ポイントやその影響範囲を把握する上で不可欠です。OpManagerでは、中心となる装置のIPアドレスまたはIPアドレス範囲を指定するだけで、機器の接続関係を表したトポロジーマップを自動作成できます。監視対象機器については、監視の結果と連動させることも可能です。また、ネットワーク内に新たな装置を追加した時も自動更新する設定が可能であり、ネットワーク図を最新の状態に保つことができます。

また、組織のニーズにあった柔軟なカスタマイズに対応したネットワーク図の「ビジネスビュー」もございます。ビジネスビューは、トポロジーマップから変換することもできます。自由なアイコンの配置や背景のカスタマイズのほか、ショートカットリンクを設置して別のビジネスビューとリンクさせることも可能です。ドラッグ&ドロップを中心とした操作で、低工数で簡単に作成・管理することができます。

自動作成できるトポロジーマップ

自動作成できるトポロジーマップ

柔軟なカスタマイズに対応したビジネスビュー

柔軟なカスタマイズに対応したビジネスビュー

簡単!OpManagerで始める ネットワークマップの自動作成

簡単!OpManagerで始める
ネットワークマップの自動作成

\ こんな悩みをお持ちの方におすすめ /
「ネットワーク構成を変更するたびにトポロジーマップを作成するのが面倒」
「ネットワークのどこで、何が起こっているか把握しきれない」

ホワイトペーパー<無料>

監視レポートの自動作成

週次や月次でネットワーク監視の報告用レポートの提出が必要な組織も多いです。OpManagerは、組織のニーズにあったレポートを定期的に自動作成できるスケジュールレポート機能を備えています。レポートに掲載する内容は、機器の可用性、パフォーマンス、トラフィック量、ログなど多数の項目から自由に選択できます。レポートは日次、週次、月次、あるいは特定の期間で作成できます。自動作成したレポートを任意のタイミングでメール送付することも可能です。

例えば、週ごとに監視結果をまとめたレポートを自動作成し、毎週月曜日に先週分のレポートをネットワーク管理者のメールアドレスに自動送付する、といった活用できます。

自動作成できる監視レポート

自動作成できる監視レポート

ニーズにあった手段で自動通知

OpManagerでは、事前に設定したしきい値をもとに、アラートを発報してサーバーやネットワークの異常を管理者に知らせます。アラートはメール通知はもちろん、警告灯やビジネスチャット、サービスデスクツールとの連携した通知も可能です。また、コマンド実行やプログラム実行、他装置へのSyslog送信、SNMPトラップ送信なども対応しています。

例えば、重大なアラートについては警告灯で通知するようにしたり、ビジネスチャットと監視ツールを連携して通知を受け取るなど、組織のニーズにあった手段を選択できます。また、サービスデスクと連携してアラートのチケットを作成することで、スムーズな担当者の割り当てや過去のナレッジの参照などにより、障害対応の迅速化が見込めます。

様々な手段で自動通知するイメージ

様々な手段で自動通知するイメージ

OpManagerで実践!
緊急度に応じた監視アラートで障害対応を迅速化

\ こんな悩みをお持ちの方におすすめ /
① 大量のアラート通知が届き、重要なものを見逃してしまう
② アラートの受信から問題の解消まで、時間がかかってしまう

ホワイトペーパー<無料>

障害の一次対応の自動化

OpManagerは、定型業務の自動化フローを作成できるITワークフロー機能を備えています。プログラミングの知識不要で、マウスのドラッグ&ドロップを中心として簡単に作成できます。

特定の時間にスケジュール設定して実行するほか、特定のアラートを起点としたフロー作成も可能であり、障害の一次対応の自動化に活用できます。例えばサーバーがダウンした場合、該当サーバーを再起動することで問題が解消することがあります。このようなケースでは、サーバーダウンのアラートを起点としてサーバーの再起動を自動で実施するフローを組むことで、ネットワーク管理者のアラート対応の負担を軽減しつつ、障害対応時間の短縮が期待できます。

障害の一次対応を自動化するITワークフロー機能

障害の一次対応を自動化するITワークフロー機能

OpManagerで始める運用管理の自動化
~マウス操作のITワークフロー機能紹介~

\ こんな悩みをお持ちの方におすすめ /
「定型業務を自動化したいが、スキルに不安がある」
「サーバーの定期メンテナンス作業が面倒である」
「ネットワーク障害発生時の対応に時間がかかる」

ホワイトペーパー<無料>

OpManagerによる運用監視の自動化まとめ

OpManagerでは、以下のような観点で運用監視の自動化を実現できます。

  • 監視対象装置の自動追加
  • ネットワーク図の自動作成・自動更新
  • 監視レポートの自動作成
  • ニーズにあった手段で自動通知
  • 障害の一次対応の自動化

国内実績2,500ライセンス超えの実績がある国内No.1*のネットワーク監視ツールOpManagerは、年間23.4万円からご利用いただけます(価格の詳細はこちら)。

直観的にわかりやすいツールであることも特長ですので、ぜひ実際の操作感をOpManager 体験サイトでお試しください。

インストール不要で操作できる体験サイト

ManageEngineのネットワーク監視ツール「OpManager」では、ツールの使用感を確認できるGUIベースのサイトを提供しております。制限はありますが、実際に操作いただくことも可能です。

インストールや設定は一切必要ないので、お気軽にお試しください。

今すぐ体験 ▶▶▶

* ミックITリポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」より

関連するおすすめページ