無料サーバー監視ツールとは

無料サーバー監視ツールとは、インストールから導入、継続利用まで、基本的に費用が発生しないツールを指します。無料の監視ツールとして、ソースコードが公開されたオープンソースソフトウェア(OSS)も存在します。機能開発などの柔軟なカスタマイズが可能な反面、使いこなすには専門知識が経験が問われることもあります。

無料サーバー監視ツールでは、一般にPingコマンドやSNMP、WMIなどを用いて、サーバーの死活状況やCPU/メモリ/ディスク使用率などのパフォーマンスを監視します。サーバー監視の詳細については、以下のページもご参照ください。

【関連】 サーバー監視とは?ツールで簡単に実現する方法

 

無料サーバー監視ツールの比較ポイント5選

無料で使えるサーバー監視ツールを比較する上で、重要なポイントをご紹介します。

1.監視用エージェントの必要性

手間や影響を考えると、エージェントレス型のツールがおすすめです。監視対象サーバーへのエージェントのインストールは時間がかかるだけではなく、既存システムに余計な負荷をかける可能性もあります。

2.導入から監視開始までの簡単さ

ツールをインストールして、即日で監視を開始できることが理想です。ツールのインストールから監視開始までの流れや、監視対象サーバーの登録の仕方などを確認しましょう。また、外部に構築を依頼したり、有償のトレーニングを受講するという選択肢もありますが高額な場合も多く、無料ツールの利点が減少してしまいます。

3.運用の容易さ

運用しやすいツールかどうかも重要です。仮にカスタマイズに優れていたツールだとしても、ネットワークの専門知識や長年の経験が求められるようなツールの場合、知識の習得などに工数がかかってしまい、十分に使いこなせない可能性もあります。

4.可視化機能の有無

ツールの機能について、単に監視結果を表示するだけでなく、わかりやすく可視化してくれることが理想です。たとえば、監視結果を単に数値や文字で示すだけではなく、グラフなどでわかりやすく可視化することで、誰でも簡単に結果を把握できます。また、ネットワークマップの可視化機能があれば、どのサーバーで障害が発生しているのか、またその影響範囲についてひと目で確認できます。

5.サポートにかかる費用

ツールを利用する上で操作が思うとおりにいかない場合や監視データがおかしいなどの問題に直面した場合、ツールのサポートへの問い合わせを行うことがあるかもしれません。その場合、サポートにかかる費用も確認する必要があります。有償ツールとは異なり、多くの無料ツールではサポートの提供は別途有料となっています。合計でかかるコストを見据えて比較検討しましょう。

 

無料サーバー監視ツールの導入でよくある失敗例3選

無料で使えるサーバー監視ツールの導入で、よく起こる失敗の例をご紹介します。

1.知識や経験が問われ、ツールを使いこなせない

オープンソフトツールは柔軟なカスタマイズが可能ですが、ネットワークの専門知識やツールを扱う経験が問われることがあります。知識の習得に時間がかかったり、ツールを十分に使いこなせない可能性があります。また、経験豊富な一部の社員しか扱えない状態(属人化)に陥る危険性もあります。

2.日本語未対応で、日本語のドキュメントも少ない

日本語に対応していないツールの場合、英語がわかる社員しか使いこなすことができません。また、ツールの運用でトラブルが発生していち早く解決したい時も、日本語のドキュメントが存在しないと時間がかかることが予想されます。

3.サポート費用が高額で、逆にコスト増加

前述のようにツールを使いこなせず、不明点を解決できない場合、サポートを利用するのがいいでしょう。しかし、無料ツールの多くは別途有料でサポートを提供しています。サポートに申し込むことでかえってコストを圧迫することもあり、注意が必要です。

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自社に合ったサーバー監視ツールを検討する上で、「監視ツールにはなるべく費用をかけない」というのが重要かと思います。ただ、前述のような失敗を回避する必要があり、頭を抱えている担当者様もいらっしゃると思います。

そのような方にご好評いただいているツールとして、ManageEngineでは年間23.4万円からご利用いただけるネットワーク・サーバー監視ツール「OpManager」をご提供しています。

OpManagerでは監視する台数に応じて費用が変動するライセンス体系をとっております。詳細は監視台数別の価格ページをご参照ください。

OpManagerの特徴まとめ

  • エージェントレス型ツールで、インストールから最短10分で監視開始
  • マルチベンダーに対応した装置テンプレートにより、監視対象機器の登録が楽々
  • 誰でも簡単に使える直観的なインターフェース
  • トポロジーマップ自動作成機能やビジネスビューへの変換機能により、ネットワーク障害状況の可視化を実現
  • 豊富な日本語ドキュメントと安心の日本語サポートつき(無料)
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