AD360ナレッジベース

サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)


AD360のサービスパックのインストールによる、アップグレードの手順は次の通りです。

複数のサービスパックの適用について

一度に複数のサービスパックの適用はできません。複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。

  1. アプリケーションの停止 -> サービスパック①の適用 -> アプリケーションの起動&アップグレードを確認
  2. アプリケーションの停止 -> サービスパック②の適用 -> アプリケーションの起動&アップグレードを確認

例)<ビルド4226 からビルド4308 へアップグレードする場合>
1. "サービスパック (ビルド4226以降 から 4300へ)" を適用
2. "サービスパック (ビルド4300以降 から 4308へ)" を適用

検証環境でのアップグレードテスト

本番環境でアップグレード前に、以下の点からテスト環境で検証していただくことを推奨いたします。

バックアップの取得方法

アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください。データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。
  1. AD360を停止

    ■ アプリケーションとして起動している場合
    スタート -> すべてのプログラム -> AD360 -> 「AD360 を停止する」

    ■ Windowsサービスとして起動している場合
    スタート -> [ファイル名を指定して実行]に「services.msc」を入力 -> ManageEngine AD360 -> 「サービスの停止」

  2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
  3. <AD360_インストールディレクトリ>\binへ移動
  4. 次のコマンドを実行

    stopDB.bat
    shutdown.bat

    (製品プロセスを完全に停止するため、実行します)

  5. <AD360_インストールディレクトリ>全体をコピーしてZIPに圧縮する
  6. ZIPファイルを<AD360_インストールディレクトリ>以外のフォルダーへ退避する
    ZIPファイルは、アップグレード後しばらく状況を見て、正常に稼働していることを確認後、削除してください。

サービスパックの取得方法

  • サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
    詳細は以下のページをご参照ください。
    https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html
  • ご利用ビルドからビルド4308へのアップグレードに必要なサービスパック、およびサービスパックの適用順につきましては、ManageEngine Communityの検索機能にてご確認いただけます。
    詳細は、次のページをご参照ください。
    アップグレードに必要なサービスパックの検索
    https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html

アップグレードに使用するサービスパックファイル名

利用中のビルド番号 アップグレード後ビルド番号 アップグレードに使用するサービスパックファイル名
4400 4401 ManageEngine_AD360_4_4_0_SP-0_1_0.ppm
4300 ~ 4318 4400 ManageEngine_AD360_4_3_0_SP-9_9_0.ppm
4210 ~ 4226 4300 ManageEngine_AD360_4_2_0_SP-9_9_0.ppm

サービスパックの適用方法

  1. AD360を停止

    1-1. [services.msc]にてADManager Plusを停止
    1-2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
    1-3. <AD360_インストールディレクトリ>\binへ移動
    1-4. 次のコマンドを実行
    stopDB.bat
    shutdown.bat
    1-5. タスクマネージャーにて、ADManager Plus関連の下記タスクが停止していることを確認
    (postgres.exe、wrapper.exe、java.exe)

    ※上記バックアップ手順で既に停止している場合は不要です。

  2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
  3. <AD360_インストールディレクトリ>\binへ移動
  4. 次のコマンドを実行

    UpdateManager.bat

  5. [Browse]をクリック後、ダウンロードしたサービスパック(.ppm)を選択し、[Install] をクリック
  6. 【ビルド4308以降へアップグレードする場合】以下の手順により証明書を適用
    1. 画面上にある「here」の青いリンクをクリック
    2. [Browse]をクリックし、ダウンロードした証明書を選択
    3. [開く]をクリック後、[import]を選択
    4. 次の画面で[OK]をクリック
  7. Service Pack installed successfully”と表示されるのを確認し[Close]をクリック
  8. [Exit]をクリックしUpdateManagerを終了
  9. AD360を起動

    ■ アプリケーションとして起動する場合
    スタート -> すべてのプログラム -> AD360 -> 「AD360を起動する」

    ■ Windowsサービスとして起動する場合
    スタート -> [ファイル名を指定して実行]に「services.msc」を入力 -> ManageEngine AD360 -> 「サービスの開始」

  10. 管理者アカウントでAD360にログイン
  11. ログインページの右上にある「ライセンス」リンクをクリック
  12. ビルド番号が正しく表示されていることを確認
アップグレード後、UIが適切に表示されない場合は、ブラウザのキャッシュクリアをお試しください。

  • ご利用のビルド番号を確認する手順は、次のページを参照ください。

ビルド番号の確認方法

コンポーネント製品のビルド番号