M365 Manager Plus ナレッジベース

レガシーコマンドレット廃止に伴うM365 Manager Plusへの影響と対応方法(ビルド4800以下)


Microsoftは、Microsoft 365グローバルテナントに対して、Get-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットを廃止し、代わってGet-MessageTraceV2およびGet-MesageTraceDetailV2コマンドレットの使用を開始しました。
※本ページは、本社ページ(Legacy Message trace deprecated: Update to M365 Manager Plus build 4802!)を参照して作成しております。

本ページの目的

本ページでは、Microsoftの変更を受けて、M365 Manager Plusへの影響と、対応方法について説明いたします。

M365 Manager Plusへの影響

M365 Manager Plusでは、4800以下のビルドにおいて、特定の監査およびレポートアクションにGet-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットを使用しています。これらコマンドレットの廃止により、特定の監査およびレポートの取得ができなくなります。

Get-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットの廃止を受け、影響を受ける監査およびレポートアクションは以下の通りです。

対応方法

ビルド4803にアップグレードをお願いいたします。
ビルド4803においては、Get-MessageTraceV2コマンドレットへの移行が行われ、リスト記載の監査およびレポートの取得が可能です。

ただし、以下のレポートはレガシーコマンドレット廃止に伴い取得することができないため、機能廃止となりました。

  • 無効なアドレスへのメール
  • サイズに起因する失敗したメール
  • コネクタ別のメールアクティビティ

アップグレード方法

以下のページをご確認ください。