レガシーコマンドレット廃止に伴うM365 Manager Plusへの影響と対応方法(ビルド4800以下)
作成日:2025年10月14日 | 更新日:2025年10月16日
Microsoftは、Microsoft 365グローバルテナントに対して、Get-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットを廃止し、代わってGet-MessageTraceV2およびGet-MesageTraceDetailV2コマンドレットの使用を開始しました。
※本ページは、本社ページ(Legacy Message trace deprecated: Update to M365 Manager Plus build 4802!)を参照して作成しております。
本ページの目的
本ページでは、Microsoftの変更を受けて、M365 Manager Plusへの影響と、対応方法について説明いたします。
M365 Manager Plusへの影響
M365 Manager Plusでは、4800以下のビルドにおいて、特定の監査およびレポートアクションにGet-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットを使用しています。これらコマンドレットの廃止により、特定の監査およびレポートの取得ができなくなります。
Get-MessageTraceおよびGet-MessageTraceDetailコマンドレットの廃止を受け、影響を受ける監査およびレポートアクションは以下の通りです。

対応方法
ビルド4803にアップグレードをお願いいたします。
ビルド4803においては、Get-MessageTraceV2コマンドレットへの移行が行われ、リスト記載の監査およびレポートの取得が可能です。
ただし、以下のレポートはレガシーコマンドレット廃止に伴い取得することができないため、機能廃止となりました。
- 無効なアドレスへのメール
- サイズに起因する失敗したメール
- コネクタ別のメールアクティビティ
アップグレード方法
以下のページをご確認ください。