[最新2時間のレポートに集約データを使用]オプション
作成日:2014年1月31日 | 更新日:2022年9月26日
対象
- NetFlow Analyzer Professional(Essential) Edition
- バージョン12
- 設定>フロー解析>ストレージ設定>ローデータ
- [最新2時間のレポートに集約データを使用]オプション
※旧バージョンでは[過去2時間を集約済みにリダイレクト]オプション
機能内容
[最新2時間のレポートに集約データを使用]オプションは、ローデータを用いて表示するレポートを履歴(平均化)データを用いて表示させる為の、データ参照元リダイレクト用のオプション設定です。
上記オプションのチェックボックスにチェックを入れた場合には、ローデータではなく履歴データを利用してレポート生成を行います。
ローデータよりも履歴データの読み込みの方が速いため、表示速度を速めるために有効です。
注意点
本設定を行った場合、画面表示時から過去2時間以内の範囲で画面表示を行うと、10分間平均データを参照します。
このとき、過去15分間の画面表示を実施するとデータが表示されない場合があります。
その理由は以下になります。
10分間間隔データは、15:00, 15:10, 15:20 ...というように
o'clock の時刻を基準に10分間ごとの時刻のデータとしてテーブルに格納されています。
10分間間隔データを用いた画面表示を行う場合、
例えば、14:53 から15:08 までの15分間を指定すると、この間に存在するデータは1点(15:00)だけになります。
一方グラフに表示される直線は、点と点とを結ぶ形でのみ描画する仕様となっており、
表示期間内に最低2点のデータが必要であるため、上記の状況(1点のデータ)では、グラフ描画やその間の通信の詳細確認が不可となります。