[最新2時間のレポートに集約データを使用]オプション
作成日:2014年1月31日 | 更新日:2025年3月17日
対象
- NetFlow Analyzer Professional Edition
- バージョン12
- [設定]→[フロー解析]→[ストレージ設定]→[ローデータ]→「最新2時間のレポートに集約データを使用」
- 「最新2時間のレポートに集約データを使用」オプション
機能内容
「最新2時間のレポートに集約データを使用」オプションは、
本来ローデータを用いて表示する箇所において、履歴(集約)データを用いて表示させる為の、データ参照元リダイレクト用のオプション設定です。
上記オプションを有効化した場合には、ローデータではなく履歴データを利用してレポート生成を行います。
ローデータよりも履歴データの方が読み込みが速いため、データの表示速度に差分が発生します。
注意点
本設定を有効化する場合、データの表示期間幅を19分間以上で指定する必要があります。
画面表示時から過去2時間以内の範囲で画面表示を行うと、10分間平均データを参照します。
10分間平均データは、15:00, 15:10, 15:20 ...というように
o'clockの時刻を基準に10分間ごとのデータテーブルに格納されています。
例えば、14:53 から15:08 までの15分間を指定すると、この間に存在するデータ点は1つ(15:00)だけになります。
一方、グラフに表示される直線は、点と点を結ぶ形でのみ描画する仕様となっており、
表示期間内に最低2点のデータが必要であるため、上記の状況(1点のデータ)では、グラフ描画やその間の通信の詳細確認が不可となります。