Network Configuration Manager ナレッジベース

SNMPトラップOIDのMIBファイルと送信するトラップについて


対象

Network Configuration Manager
Device Expert

概要

Network Configuration Manager、Device Expertが送信するSNMPトラップOIDのMIBファイルの保存場所は以下の通りです。

  • Network Configuration Manager
    ...\OpManager\protocol\mibs\ADVENTNET-DEVICEEXPERT-MIB
  • DeviceExpert(5990まで)
    ...\DeviceExpert\protocol\mibs\ADVENTNET-DEVICEEXPERT-MIB

また、各製品で対応するトラップについて以下にご紹介します。

Network Configuration Managerの場合

トラップ名:DeviceExpert Change Management

  • バージョン:v2c
  • OID:.1.3.6.1.4.1.2162.100.4.1.2.1
  • 説明:This trap signifies the changes in the device configuration.
  • トリガー:
    1.syslog変更検知機能を有効にしている状態で、コンフィグ変更を検知したとき
    2.コンフィグバックアップを実施し、前世代のコンフィグと差分が発生したとき([変更管理]→[通知]設定が必要)
  • 備考:
    ・[設定]→[一般]→[SNMP Trap]画面でホスト名やコミュニティ情報等が設定されている場合に、上記トリガー1.によるトラップ送信が有効です。
    ・特定の装置を対象にトラップ送信を実施する場合、[変更管理]→[通知]設定で、[SNMP Trap]を選択した後、任意の装置を選択可能です。
    ・SNMP Trapの[ホスト名/IPアドレス]には、複数のホストまたはIPアドレスを指定できます。
    例:192.168.1.1,192.168.1.2

 

Device Expertの場合

トラップ名:DeviceExpert Change Management

  • バージョン:v2c
  • OID:.1.3.6.1.4.1.2162.100.4.1.2.1
  • 説明:This trap signifies the changes in the device configuration.
  • トリガー:
    1.syslog変更検知機能を有効にしており、コンフィグ変更を検知したとき
    2.コンフィグバックアップを実施し、前世代のコンフィグと差分が発生したとき([管理]→[変更管理]設定が必要)
  • 備考:
    ・[管理]→[一般設定]→[SNMP Trap設定]画面でホスト名やコミュニティ情報等が設定されている場合に、上記トリガー1.によるトラップ送信が有効です。
    ・特定の装置を対象にトラップ送信を実施する場合、[管理]→[変更管理]設定で、[SNMP Trap]を選択し保存した後、任意の装置を選択可能です。
    ・SNMP Trapの[ホスト名/IPアドレス]には、複数のホストまたはIPアドレスを指定できます。

トラップ名:DeviceExpert Operation Failure

  • バージョン:v2c
  • OID:.1.3.6.1.4.1.2162.100.4.1.2.2
  • 説明:This trap signifies the failures in operation.
  • トリガー:
    ・コンフィグバックアップの失敗、カスタムテンプレート実行の失敗、コンプライアンスチェック実行の失敗等、操作に失敗したとき
  • 備考:
    ・[管理]→[一般設定]→[SNMP Trap設定]画面でホスト名やコミュニティ情報等が設定されている場合に、上記トラップ送信が有効です。
    ・SNMP Trapの[ホスト名/IPアドレス]には、複数のホストまたはIPアドレスを指定できます。

 


2021/3/10追記

上記MIBファイルに関して、
ファイル内で"changedBy"の項目が定義されておらず、
コンフィグ変更検知時にMIB情報が正常に読み込まれない事象が、ビルド12.5.150で報告されております。

ご利用の監視サーバへトラップ送信する際など、本ファイルを用いる場合には
こちらのダウンロードリンクより、修正用のファイルを入手ください。
※Network Configuration Managerからのトラップに対し、監視サーバでMIB情報の整合性を図るために必要になります。

その後、インストールフォルダ[...\OpManager\protocol\mibs\]内の既存ファイルと入れ替え、
製品の再起動を実施してください。
製品の起動/停止方法はこちらのページをご参照ください。

本修正ファイルにおきましては、将来のビルドリリース内で改修されるよう本社開発元にリクエストを提示しております。
なお、修正時期および修正ビルドについては未定となります。
ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。