Network Configuration Manager ナレッジベース

ビルド12.6.288以降:HTTPS有効化の動作について


対象

ビルド12.6.288以降

リリースビルドの情報は、こちらのページをご参照ください。

概要

上記リリースビルド以降、製品UIへの接続に「HTTPS」を使用するよう推奨、または一部の環境で強制化される仕様が実装されました。

本ナレッジでは、ユーザー様のご利用状況ごとの製品動作についてご案内します。

本仕様によりHTTPSを有効化すると、「自己署名証明書」を使用して、HTTPS接続を行います。
その後、ご利用環境に応じて、HTTPSの無効化や証明書の再適用を実施いただけます。

  • HTTPSの無効化、証明書の適用については、こちらのページをご参照ください。
  • HTTPSを有効化すると、製品内で作成しているその他のユーザーアカウントにも、同様に反映されます。

製品の動作について

以下のご利用状況ごとに、本仕様の動作を記載します。

ビルド「12.6.288」以降を新規にインストールする場合、インストールステップで、HTTP用ポート番号(デフォルト8060)、HTTPS用ポート番号(デフォルト8061)をそれぞれ設定します。
インストール手順については、こちらのページをご参照ください。

評価版ユーザーの場合

インストール後、HTTPを使用して製品にログインすると、推奨メッセージがポップアップで表示されます。
HTTPSで接続することも可能です。その場合には、以下のポップアップは表示されません。

  • ポップアップの×ボタンをクリックして、表示を閉じることができます。
  • 本ポップアップは、ログインするたびに推奨事項として表示されます。
  • ポップアップ上の[HTTPSを使用する]をクリックすると、自動的にHTTPS接続に切り替わります。

評価版ユーザーの場合、「HTTPS」は強制化されず、HTTP/HTTPSいずれかを使用してUIに接続できます。

 

保守ユーザー(本ビルド以降を新規インストールしてご利用の場合)

新規インストール環境で、弊社よりご案内のライセンスファイルを適用すると、以下のポップアップが表示されます。

  • ポップアップをスキップすることはできません。
    [アプリケーションの再起動]をクリックすると、自動で製品が再起動します。再起動後、HTTPSでアクセスしてください。
  • HTTPSを無効化すると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます(スキップ可)。
    推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
    ※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。

 

保守ユーザー(本ビルド未満の環境からアップグレードしてご利用の場合)

HTTPSを有効化している状態でアップグレードを実施した場合
  • HTTPS有効化に関する推奨画面は表示されません。
  • アップグレード後にHTTPSを無効化すると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます(スキップ可)。
    推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
    ※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。

HTTPSの有効化/無効化手順は、こちらのページをご参照ください。

HTTPSを有効化していない状態でアップグレードを実施した場合

製品を起動しログインすると、以下の推奨画面が表示されます。

  • 3点リーダーより、設定をスキップできます。
  • スキップすると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます。
    推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
    ※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。
  • [SSLの有効化]をクリックすると、自動で製品が再起動します。再起動後、HTTPSでアクセスしてください。
    ※Web用ポート番号は、再起動前と同一のポート番号です。