ストレージ監視の前提条件
作成日:2020年2月10日 | 更新日:2022年9月21日
概要
ストレージ監視を行う場合の前提条件を紹介します。
Brocade スイッチ/ディレクター
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチゾーニング構成レポート
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- 帯域利用率
- エラー
- 受信トラフィック
- 受信使用率
- 送信トラフィック
- 送信使用率
・スイッチ概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのtelnet/applet brocade clientの起動
前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
- SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください - OpManagerサーバーのIPアドレスが、SNMPアクセスリストに含まれてること
・スイッチのCLIコンソールより「agtcfgdefault」コマンドを実行することで、コミュニティとアクセスリストを確認可能です。 - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
・スイッチのCLIコンソールより「agtcfgset」コマンドを実行することで、トラップの受信装置を設定可能です
※詳細はBrocade社の製品マニュアルをご参照ください
McData スイッチ/ディレクター
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- エラー
- 受信トラフィック
- 受信スループット
- 送信トラフィック
- 送信スループット
- 送受信スループット
・スイッチポート概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのTelnet/web clientの起動
前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
※SNMP設定は、McData スイッチのWebインターフェース -> Configure(オプション)-> SNMP(オプション)より確認可能です - SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
※詳細はMcData社の製品マニュアルをご参照ください
EMCスイッチ/ディレクターの監視
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- エラー
- 受信トラフィック
- 受信スループット
- 送信トラフィック
- 送信スループット
- 送受信スループット
・スイッチポート概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのTelnet/Applet EMCの起動
監視の前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
- SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
※詳細はDELL社の製品マニュアルをご参照ください
Cisco MDSスイッチ/ディレクターの監視
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- Cisco VSAN情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- 帯域使用率
- エラー
- ポートフレームエラー率
- ポートインドロップ率
- ポートアウトドロップ率
- 受信トラフィック
- 受信スループット
- 送信トラフィック
- 送信スループット
- 送受信スループット
・スイッチポート概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのCLIコンソールの起動
監視の前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
- SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
※スイッチのCLIコンソールより「show snmp community」コマンドを実行することで、設定されたコミュニティ名(およびそのアクセス権)を確認可能です - コミュニティのアクセス権を設定するには、以下の手順を実施してください
1.以下のコマンドを実行して、コンフィグレーションモードへ移行
config t2.以下のコマンドを実行して、snmpコミュニティを設定
snmp-server community <community> <rw | ro>例)コミュニティ「public」で読み取り専用アクセス権を設定する
snmp-server community public ro - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
※スイッチのCLIコンソールより「show snmp host」コマンドにより、トラップの送信先として登録されているホストを確認可能です
※ポート162を使用します
※登録されていない場合は、以下のコマンドにより設定してください
snmp-server host <host_address> traps
※詳細はCisco社の製品マニュアルをご参照ください
QLogicスイッチの監視
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- エラー
- 受信トラフィック
- 受信スループット
- 送信トラフィック
- 送信スループット
- 送受信スループット
・スイッチポート概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのtelnet / QLogic clientの起動
監視の前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
- SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
※スイッチのCLIコンソールより「show setup snmp」コマンドを実行することで、SNMP設定を確認可能です。変更する場合は、「set setup snmp」コマンドを実行してください - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
※詳細はQLogic社の製品マニュアルをご参照ください
HPスイッチ/ディレクターの監視
サポート機能
- スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
- スイッチポートの監視
- レポート:
・スイッチゾーニング構成レポート
・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
・スイッチポートのパフォーマンスレポート
- エラー
- 受信トラフィック
- 受信スループット
- 送信トラフィック
- 送信スループット
- 送受信スループット
・スイッチポート概要レポート - トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
- SNMPトラップ検知
- 設定変更のためのtelnet/applet HP clientの起動
監視の前提条件
- 装置でSNMPエージェントが起動していること
- SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください - トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
※詳細はHP社の製品マニュアルをご参照ください
IBM ESS Sharkストレージシステムの監視
サポート機能
- 物理コンポーネントのインベントリ情報
・アレイコントローラー、アレイコントローラーポート
・ディスクドライブ - 論理構成の詳細
・ストレージプール
・ストレージボリューム
・相互接続情報 - 監視
・アレイシステムのステータス
・アレイコントローラーのステータス
・ディスクドライブのステータス、ストレージプールのステータス、ストレージボリュームのステータス - レポート
・ストレージシステム、RAIDコントローラーおよびRAIDコントローラーポートの可用性レポート
監視の前提条件
- IBM Common Information Model(CIM)Agent for ESSを使用して監視します
- IBM CIMエージェントは、OpManagerインストールサーバーからPing可能な任意のサーバーにインストールします
- IBM CIMエージェントのインストールnには、 EssCLIがサーバーにインストールされている必要があります
- OEM Webサイトから必要なソフトウェアをインストール可能です
- cimom.propertiesファイルでDigestAuthenticationフラグをfalseに設定して、 DigestAuthenticationを無効にします
※デフォルトパス:C:\Program Files\IBM\cimagent - Windowsサービスメニューから「CIM Object Manager - DS Open API」を開始します
- OpManagerインストールサーバーとストレージシステムにファイバーチャネル接続があることを確認します
※詳細はIBM社の製品マニュアルをご参照ください
HP Modular Storage Arrayの監視
サポート機能
- 物理コンポーネントのインベントリ情報
・アレイコントローラー、アレイコントローラーポート
・ディスクドライブ - 論理構成の詳細
・ストレージプール
・ストレージボリューム
・相互接続情報 - 監視
・アレイシステムのステータス
・アレイコントローラーのステータス
・ディスクドライブのステータス、ストレージプールのステータス、ストレージボリュームのステータス - レポート
・ストレージシステム、RAIDコントローラーおよびRAIDコントローラーポートの可用性レポート
監視の前提条件
- SNIA準拠の HP SMI-S MSA Providerを使用して監視します
- MSA Providerは、Microsoft Windows 2000、またはWindows 2003 Serverにインストールできます
※このサーバーには、SANを介して管理対象のMSAデバイスへアクセスできる必要があります
※このサーバーは、OpManagerインストールサーバーへアクセスできる必要があります - OEM Webサイトから必要なソフトウェアをインストール可能です
- MSAファームウェアバージョンが、インストールされているSMI-S Providerと互換性があることを確認します
※最新バージョンははSMI v1.0.3に対応しています - Windowsサービスメニューから「hp StorageWorks SMI-S CIMOM」を開始します
※詳細はHP社の製品マニュアルをご参照ください