バージョン14.7 の新機能と追加サポート機能一覧
Applications Manager 14.7 までに新たに追加された機能や、新たにサポートする機能をご紹介します。 (2020年10月9日リリース)
新機能
- APMインサイト .NET Coreアプリケーション監視
- Google Kubernetes Engine監視
- Hazelcast監視
- Slack連携
- AWS SQS監視
- Oracle Multitenant監視
- AWS Lambda監視
APMインサイト .NET Coreアプリケーション監視が新たに追加
APMインサイトのMicrosoft .NET Coreアプリケーションの可用性とステータスを監視します。
アプリケーションのバックグラウンドで実行されているプロセスやトランザクション、アプリケーションのリソース消費を監視します。
難しい設定いらずでデータをグラフ化して障害を特定したり、パフォーマンスをレポートにまとめて出力することが可能です。
Google Kubernetes Engine監視が新たに追加
Google Kubernetes Engineを使用してアプリケーションを構築している場合、アプリケーションの構成が複雑になりやすく、管理が難しいと言われていますが、
Google Kubernetes Engine上のアプリケーションのパフォーマンスを向上させるためには、GKE・コンテナ・アプリケーションのパフォーマンスをシームレスに監視することが大切です。
Applications Managerでは、Google Kubernetes Engine上のKubernetes環境からメトリクスやイベントを集約して可視化し、本番環境のアプリケーションの動作をしっかり把握できるようになります。
Hazelcast監視が新たに追加
Hazelcastを使用したアプリケーション構築は構成が複雑になりやすいと言われます。
アプリケーションのパフォーマンスを最適化するためには、アプリケーションの構成を可視化し、パフォーマンスの低下がないことを確認するために監視することが不可欠です。
Applications ManagerのHazelcast監視機能で、Hazelcastグリッドとクラスタのパフォーマンスを監視して可視化し、問題がある場合はアラートを発生させたり、アラートと同時にプログラムを実行したり、
待機サーバーを起動したりする自動化にも対応しています。
Slack連携が新たに追加
Applications ManagerをSlackと連携することができるようになりました。
連携により、アプリケーションの障害情報をリアルタイムでSlackチャンネルに投稿が可能です。
Applications Managerから適切なSlackチャンネルへ通知することにより、アプリケーション開発者や管理者が必要な情報を素早く確認でき、アプリケーションやITインフラのパフォーマンス障害に対応できるようになります。
AWS SQS監視が新たに追加
Applications ManagerのAWS監視ツールにて、Amazon SQSの監視機能を追加いたしました。
キューサービスでは、キューが詰まったり、キューが遅くなったりすることがあります。キューが詰まった場合、キューワーカーが処理を停止すると、キューは増加を続け、
アプリケーションが意図した動きをしなくなる可能性等があります。AWS SQSのパラメーターを監視することで、未然にこのような問題の発生を減らすことができます。
Oracle Multitenant監視が新たに追加
単一のテナントシステムよりも構成が複雑化しやすい、マルチテナント・システムのOracle Multitenantデータベースを使用したアプリケーションのパフォーマンスを最適化するためには、
データベースの構成を可視化し、パフォーマンスの低下がないことを確認するために監視することが不可欠です。
Applications ManagerでOracle Multitenantデータベースを監視することで、マルチテナント・システム内の操作を簡素化し、パフォーマンスを最適化することができます。
AWS Lambda監視が新たに追加
AWS Lambdaは多くの利点がある反面、Lambdaの他に複数サービスにまたがってアプリケーションを構築することになるため、
一般的なアプリケーションよりもトランザクションの把握が困難になったり、実行動作がクラウド内部で行われるために、障害発生時の原因解析が難しくなったりします。
AWS Lambdaを利用したアプリケーションを構築・運用する場合は、アプリケーションの全体のパフォーマンスを可視化して管理できるソリューションを検討する必要があります。
Applications Managerで、Lambdaアプリケーション監視をするとともに、動作のしきい値を設定することで、パフォーマンスに異常が発生した場合に原因をすぐに特定することが可能です。
関連ドキュメント
リリースノート | リリースノート |
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