装置のステータス

装置の概要ページインベントリに表示される装置のステータスは、装置や監視項目の状態に基づいて定まります。
このページでは、ステータスの種類と条件を詳説します。

目次

ステータス

ステータスは、装置で行われている監視により発生しているアラートの重要度および監視設定に基づいて定まります。
ステータスの一覧とその条件は以下の通りです。

ステータス 凡例 説明
クリア クリア 装置でいずれのアラートも発生しておらず、正常な状態です。
注意 注意 装置で重要度「注意」のアラートが発生している状態です。
例:直前の死活監視のポーリングに応答していない
警告 警告 装置で重要度「警告」のアラートが発生している状態です。
例:直近3回の死活監視のポーリングに応答していない
重大 重大 装置で重要度「重大」のアラートが発生している状態です。
例:直近5回の死活監視のポーリングに応答していない
サービスダウン サービスダウン 装置で監視しているサービスがダウンし、重要度「サービスダウン」のアラートが発生している状態です。
例:TCPサービス監視Windowsサービス監視で監視しているサービスがダウンしている
管理対象外 管理対象外 装置が手動で非管理にされているか、ダウンタイムスケジューラーにより一時的に非管理に移行している状態です。
装置は監視されていません 管理対象外 ディスカバリー中に装置から応答がなく、追加されてから一度も応答が確認できていない状態です。
装置からの応答が確認され次第再ディスカバリーされ、その時点で対応するステータスに自動的に移行します。
複数のステータスの条件に該当する場合は、「重大」>「警告」>「注意」>「サービスダウン」の順に優先されます。(左ほど優先度が高い)
例:装置で「重大」と「警告」のアラートが同時に発生している場合、装置のステータスは「重大」になります。

可用性ステータス

可用性ステータスは、装置の可用性(死活)に基づいて定まります。
装置の概要ページの「装置概要」から現在の可用性ステータスが確認できるほか、「可用性タイムライン」から可用性ステータスの履歴を確認できます。
「可用性」のダイヤルをクリックすると、より詳しい履歴の統計が表示されます。

可用性ステータスの確認箇所

可用性ステータスの一覧とその条件は以下の通りです。

可用性ステータス 説明
アップ 装置から応答があり、正常な状態です。
ダウン 装置の応答が確認できない状態です。
依存関係ダウン 依存関係にある親装置の応答が確認できない状態です。
保留中 装置が手動で非管理にされている状態です。
メンテナンス中 ダウンタイムスケジューラーにより、装置が一時的に非管理に移行している状態です。
未監視(監視していない) ディスカバリー中に装置から応答がなく、追加されてから一度も応答が確認できていない状態です。