サービスパックの適用手順
ADSelfService Plus のサービスパックの適用手順は次の通りです。
【検証環境でのアップグレードテスト】
本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点からテスト環境で検証していただくことを推奨いたします。
- 重要なデータの損失の防止
- アップグレード後の稼働環境の確認
【バックアップの取得】
アップグレード/アップデートによる障害を防止するため、アップデート前に必ずバックアップを取得してください。バックアップファイルの容量は、アプリケーション内にあるデータの容量に依存します。また、サービスパック適用中に故意にアップグレードプロセスを中断すると製品の動作に問題が発生する可能性がありますので、中断しないようお願いいたします。
1.ADSelfService Plus をシャットダウン
■ アプリケーションとして起動している場合
スタート -> すべてのプログラム -> ADSelfService Plus -> 「Stop ADSelfService Plus」
■ Windowsサービスとして起動している場合
スタート -> "プログラムとファイルの検索"に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの停止」
2.[ADSelfService Plus インストールディレクトリ]\bin フォルダにある、「stopDB.bat」を実行(万が一プロセスが残っていないよう停止するために実行します)
cmd>stopDB.bat
3.[ADSelfService Plus インストールディレクトリ]の「ADSelfService Plus」フォルダをコピーしてZIPに圧縮する
4.ZIPファイルをインストールディレクトリ以外のフォルダへ退避する
【サービスパックの適用】
Windows 7 / Vista / 2008 / 2008 R2 の場合で「ユーザーアカウント制御」が有効になっている場合は、コマンドプロンプトを開く際に、「管理者として実行」を選択して開いてください。またインストール中はコマンドプロンプトは閉じないでください。
- ADSelfService Plusをシャットダウン
※上記バックアップ手順で既に停止している場合は不要です。
- [ADSelfService Plusインストールディレクトリ]\bin ディレクトリ配下の「UpdateManager.bat」を実行してUpdateManagerを起動
cmd>UpdateManager.bat
- [Browse]をクリック後、ダウンロードしたアップデートパック(.ppm)を選択して、[Install] をクリック
※アップデートパック名はアップデート対象毎にファイル名が異なります。
- “Service Pack installed successfully”と表示されるのを確認して[Close]をクリック
- [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了
- ADSelfService Plus を起動
- 管理者アカウントでADSelfService Plus にログイン
- ログインページの右上にある「ライセンス」リンクをクリック
- ビルド番号が正しく表示されていることを確認
※インストールしたサービスパックのアンインストールはできません。
アップグレード後、UIが適切に表示されない場合は、ブラウザのキャッシュクリアをお試しください。