M365 Manager Plus 4.7 リリースノート
作成日:2025年6月2日 | 更新日:2025年6月3日
最新ビルドへのアップグレード方法はこちらのページをご参照ください。
M365 Manager Plus 4.7 4702
リリースノート
2025年06月03日 リリース
機能追加
- MFA登録詳細レポート:この新しいレポートでは、ユーザーとユーザーの登録認証方法リストを表示できます。
- OneDrive 秘密度ラベル監査レポート:OneDrive for Businessファイルに秘密度ラベルが追加・変更・削除された際のイベント詳細を監査および追跡できるようになりました。
機能強化
-
M365 Manager Plusは専用のサービスアカウントを必要としなくなりました。これ以降、 全ての機能においてEntraアプリケーション登録のみで設定することが可能です。 これにより、サービスアカウントでMFAを無効にする従来の要件がなくなり、テナントリソースへのアクセスがよりスムーズで安全になりました。
注: 4619以下のビルドよりアップグレードする既存のお客様は、M365 Manager Plusから設定済みのサービスアカウントを削除し、Entraアプリの許可をアップデートすることを推奨します。
M365 Manager Plusからサービスアカウントを削除する方法はこちらをご確認ください。 - 共有メールボックス転送先管理タスクで、内部転送先としてのメール連絡先割り当てができるようになりました。
- 最近ログオンしていないユーザーレポートで、はライセンス付与済み列を使用してフィルタリングができるようになりました。
- 製品内の日本語表記を改善しました。
-
下記カテゴリーのレポート作成に要する時間を改善しました。
- グループレポート
- 配布リストのメンバー
- 空のグループ
- グループメンバー
- グループのサイズ
- 無効なユーザーを持つグループ
- ゲストグループメンバー
- メールが有効なセキュリティーグループメンバー
- Microsoft 365 グループメンバー
- セキュリティグループメンバー
- 上位「N」の大グループ
- 複数のグループに参加しているユーザー
- グループにいないユーザー
-
ライセンスレポート
- ライセンス付与済みのグループメンバー
- ユーザーライセンス割り当ての詳細
-
メールボックスレポート
- アーカイブメールボックスサイズ
- ファイルサイズによる添付ファイル
- 自動除去が項目フォルダー有効メールボックスを削除しました
- 現在のメールボックスサイズ vs クォータ
- 非アクティブなメールボックス
- 受信トレイのルール
- メールボックスの自動返信設定
- メールボックスのクラッタの詳細
- メールボックスフォルダーの統計
- 迷惑メール設定
- ユーザーごとのメールボックスメッセージ設定
- メールボックスアクセス許可
- メールボックスサイズ
- 一括処理ルール
- 受信箱のルールがないメールボックス
- スイープルールのないメールボックス
-
その他のAzureレポート
- Azure ADアプリケーション監査ログ
- Azure AD 外部ユーザーログオン活動
- Azure AD外部ユーザー監査ログ
- 誤ったパスワードにより Azure AD のログオンに失敗しました
- Azure AD ログオン活動
- Azure AD ログオン失敗
- Azure ADユーザー監査ログ
- 最近追加されたアプリケーション
- 最近追加されたデバイス構成
- 最近グループに追加されたメンバー
- 最近ロールに追加されたメンバー
- 最近追加された OAuth 2.0 権限
- 最近デバイスに追加された所有者
- 最近グループに追加された所有者
- 最近デバイスに追加されたユーザー
- 最近作成されたデバイス
- 最近作成されたグループ
- 最近作成されたユーザー (AAD ログ)
- 最近削除されたアプリケーション
- 最近削除されたデバイス
- 最近削除されたグループ
- 最近削除されたユーザー (AAD ログ)
- 最近無効化されたユーザー
- 最近有効化されたユーザー
- 最近アプリケーションに付与された同意
- 最近ライセンスが変更されたグループ
- 最近ライセンスが変更されたユーザー
- 最近パスワードが変更されたユーザー (AAD ログ)
- 最近パスワードがリセットされたユーザー (AAD ログ)
- 最近パスワードがリセットされたユーザー (自己対応)
- 最近グループから削除されたメンバー
- 最近ロールから削除されたメンバー
- 最近削除された OAuth 2.0 権限
- 最近デバイスから削除された所有者
- 最近グループから削除された所有者
- 最近デバイスから削除されたユーザー
- 最近復元されたユーザー
- 最近取り消されたアプリケーション同意
- 最近更新されたアプリケーション
- 最近更新されたデバイス構成
- 最近更新されたデバイス構成
- 最近更新されたDirSync
- 最近更新されたドメイン
- 最近更新されたグループ
- 最近更新されたパスワードポリシー
- 最近更新されたユーザー (AAD ログ)
-
その他のExchangeレポート
- カレンダーフォルダーの統計
- 非アクティブの共有メールボックス
- 共有メールボックスのアクセス許可
- 共有メールボックスサイズ
-
OWAとモバイル レポート
- ユーザー別のOWAログオン
-
SharePointレポート
- すべてのサイト
- 最近作成されたサイト
- 最近変更されたサイト
- 非アクティブサイト
- サイト統計
- リストなしのサイト
- サブサイトなしのサイト
- ドキュメントライブラリなしのサイト
- サイト全体のメンバー
- サイト全体のグループ
- サイト全体の役割
-
Teamsレポート
- プライベートチャンネルメンバー
- チームチャンネル
- チームメンバー
- チームサイズ
- Teamsチャンネルゲストユーザー
- Teamsチャンネルメンバー
- Teamsチャンネルのサイズ
- Teamsゲストユーザー
-
ユーザーレポート
- MFA無効ユーザー
- MFA有効ユーザー
- MFA状態
- 登録されたデバイス vs ユーザー
- ユーザーによって作成されたオブジェクト
- 非アクティブなExchangeユーザー
- 一度もログオンしていないExchangeユーザー
- グループレポート
- 単一ユーザーの作成とユーザー一括作成管理タスクを使用し、従業員のタイプ属性を編集できるようになりました。
- 単一ユーザーの作成管理タスクを使用しユーザーを作成する際、メール対応のセキュリティグループにユーザーを追加できるようになりました。
- ユーザーレポートに従業員のタイプと従業員雇用日列を追加しました。
- 最近ログオンしていないユーザーレポートに作成日時列を追加しました。
- 監査レポートのSharePoint秘密度ラベルカテゴリーに、新たに4つの監査・アラートアクション、サイトの秘密度ラベル適用/サイトの秘密度ラベル変更/サイトの秘密度ラベル削除/アプリを使用した秘密度ラベルの変更を追加しました。
- 多要素認証ステータスレポートは、更なる明確化と他MFAレポートとの一貫性を確保するためにMFA状態レポートに名称を変更しました。
- JREのバージョンをZulu JRE 8.0.432に更新しました。
- Microsoft社がAzure Active Directory 認証ライブラリ(ADAL)を廃止したため、M365 Manager PlusはMicrosoft 365と接続するためにREST APIベースの認証を使用開始しました。
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CSVを使ったユーザー一括修正管理タスクでは、以下の追加アクションが可能になりました。
- Exchange Onlineメールボックスのアクセス許可変更
- Exchange Onlineメールボックスの自動返信管理
- 脆弱性修正に関する最新のアップデートを確実・タイムリーにお届けするため、セキュリティ強化セクションでセキュリティ更新のアラートを登録できるようになりました。詳細はこちらをご確認ください。
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下記レポートの作成に要する時間を改善しました。
- もうすぐ有効期限が切れるライセンス
- サービス別ライセンス
- すべてのメール連絡先
不具合修正
- 一部のExchange Onlineレポートの生成に失敗する原因となっていたトークンの有効期限に関する不具合を修正しました。
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メールボックスレポート
- アーカイブ用メールボックス
- ファイルサイズによる添付ファイル
- 現在のメールボックスサイズVSクォータ
- 非アクティブなメールボックス
- 受信トレイのルール
- メールボックスの自動返信設定
- メールボックスのクラッタの詳細
- メールボックスフォルダーのアクセス許可
- メールボックスフォルダーの統計
- 迷惑メール設定
- ユーザーごとのメールボックスメッセージ設定
- メールボックスアクセス許可
- メールボックスサイズ
- 受信箱のルールがないメールボックス
- スイープルールのないメールボックス
- 一括処理ルール
-
その他のExchangeレポート
- カレンダーフォルダーの統計
- カレンダーフォルダーのアクセス許可
- 非アクティブの共有メールボックス
- 共有メールボックスのアクセス許可
- 共有メールボックスサイズ
-
OWAとモバイルレポート
- ユーザー別のOWAログオン
-
ユーザーレポート
- 非アクティブなExchangeユーザー
- 一度もログオンしていないExchangeユーザー
-
メールボックスレポート
- ユーザー別のOWAログオンレポートで、レポート生成中にユーザーがテナントから削除された場合、生成ステータスが「エラー」と表示される不具合を修正しました。
- 自動アップデートでM365 Manager Plusが新しい製品のアップデートを確認できない不具合を修正しました。※本機能は日本のお客様向けには無効となっております。
- ユーザーレポートで、ドメイン/グループフィルタを使用してグループでフィルタリングした場合、削除済みのグループメンバーがアクティブなメンバーと一緒に表示されてしまう不具合を修正しました。
- システム言語が英語以外に設定されている場合、すべてのユーザーレポートが生成されない不具合を修正しました。
- M365 Manager PlusにLog360のライセンスが適用されている場合、監査とモニタリングのダッシュボードを表示できない不具合を修正しました。
- CSVを使用してメールボックスのカスタム属性を変更管理タスクで、カスタム属性を削除できない不具合を修正しました。
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特定の環境において、Delta Syncの問題により下記レポートが正しく更新されない不具合を修正しました。
- MFA状態
- MFA無効ユーザー
- MFA有効ユーザー
- すべてのレポートにおいて、表示名の代わりにハイブリッドユーザーのGUIDが表示されてしまう不具合を修正しました。
- レポートスケジューラーでスケジュールされたレポートが、通知が送信されていない場合でもスケジュール履歴には成功ステータスが表示されてしまう不具合を修正しました。
- 米国政府機関向け環境における監査データの収集において、監査レポートに結果が表示されない不具合を修正しました。
- OneDrive共有アクティビティ監査レポートで、グループの種類列がグループ名を表示したり、逆にグループの種類列がグループ名を表示してしまう不具合を修正しました。
- 最近ログオンしていないユーザーレポートにおいて、ドメイン/グループによるフィルタフィールドでグループが選択されている場合に、レポートのデータが表示されない不具合を修正しました。
- 最近作成されたユーザーレポートをスケジュール化して自動生成する際、レポートの「期間」設定が期待通りに機能しない不具合を修正しました。
- 日間アクティビティレポートのAPIスロットリング不具合を修正しました。
- ユーザーレポートカテゴリーのレポートにおいて、複数テナントのデータ収集に失敗する不具合を修正しました。
- ユーザー別メールアクティビティレポートで、表示されるデータが選択した期間フィルタと一致しない不具合を修正しました。
- ユーザー別のOWAログオンレポートがエラーメッセージ「Resource Unavailable」で失敗する不具合を修正しました。
- Microsoft SQLデータベースで構成されている一部のM365 Manager Plusインスタンスのアップデートに関する不具合を修正しました。
- アーカイブ用メールボックスレポートがエラーメッセージ「ManagementObjectAmbiguous」で失敗する不具合を修正しました。
- ジョブ実行中にM365 Manager Plusが予期せずシャットダウンされた際、その後の起動に関する不具合を修正しました。
- OneDriveの毎日のサイトアクティビティとTeamsユーザーの日間アクティビティレポートに失敗する不具合を修正しました。
- ライセンス変更タスクの自動化設定で、使用可能数が "0"のライセンスを削除または置き換えできない不具合を修正しました。
- カレンダーフォルダーのアクセス許可レポートのID列にメールボックスのオブジェクトIDが表示されてしまう不具合を修正しました。
- 一般メールボックスレポートカテゴリーのレポートにおいて、複数テナントのデータ収集に失敗する不具合を修正しました。
- Azure ADの登録されたデバイスレポートでデバイスの信頼の種類列にデータが表示されない不具合を修正しました。
機能廃止
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MFA設定の構成: Microsoft社がMicrosoft Entra IDから特定のMFA方式を廃止したため、MFA設定について、MSOnline PowerShellからMicrosoft Graph PowerShellへ移行しました。この廃止と移行に伴い、MFA設定管理タスクで以下の認証方法をユーザーに設定できなくなりました。
- プッシュ通知
- アプリケーションにワンタイムパスワード(OTP)を表示
- 携帯番号にテキストコードを送信
これらの認証方法を使用して、MFA設定タスクで構成された自動化および自動化ポリシーを、利用可能な手段へ更新する必要があります。
- テキストメッセージ監査: Microsoft社がOutlookのテキストメッセージ通知サービスを廃止したため、Exchange Onlineの監査レポートとアラートにおけるテキストメッセージングカテゴリを廃止しました
- ユーザー写真監査: Microsoft社がユーザープロファイル画像のデータ収集のために使用していたUserPhotoコマンドレットを廃止したため、Exchange Onlineの監査レポートおよびアラートのユーザー写真カテゴリを廃止しました。
- Microsoft Stream監査:Microsoft社が2025年2月15日にMicrosoft Stream (Classic)を廃止したため、Microsoft Streamサービスの監査およびアラートを廃止しました。
- Azure Information Protection: Microsoft社がAzure Information Protectionを廃止したため、Azure Information Protectionサービスの監視プロファイルを廃止しました。
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レポートのSkype for Business列: Microsoft社がSkype for Businessを廃止したため、古くなったMicrosoft 365ライセンス、サービスごとの最終ユーザーアクティビティー、日付ごとの最終ユーザーアクティビティーレポートから以下の列を削除しました。
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Skype For Businessの最終アクティビティ日(GMT)
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Skype For Businessのライセンス割当日(GMT)
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Skype for Businessがあります
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Skype For Businessの最終アクティビティ日(GMT)
- すべてのSharePoint Onlineレポートから、一意の許可があります列を削除しました。
- MFA状態、MFA有効ユーザー、MFA無効ユーザーレポートから以下の列を削除しました。
- 認証方法
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認証メール
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認証電話番号
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依拠当事者
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標準認証方法
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前に発行されたデバイスを記憶する
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サインイン名
- 認証方法
MFA登録詳細レポートでは、ユーザーの認証方法とデフォルト認証方法を確認できます。