受信(入力)した通信と送信(出力)した通信の考え方・仕様
作成日:2015年9月30日 | 更新日:2020年5月21日
GUIから受信ボタン、送信ボタンを切り替えることによって、表示される情報が変化します。
インターフェイスに入り込む通信を「受信」ボタン
インターフェイスから出ていく通信を「送信」ボタンで表示します。
今回はもっとも一般的である、全てのインターフェイスをIngressに設定して
フローを監視している場合を例に説明致します。
(A)同一装置上で複数インターフェイスを監視する場合
ケーブルが接続されている全てのインターフェース上で
ingress かegress かのどちらかに統一して
フローデータエクスポートを設定します。例えば、ingress に統一して設定した場合、
各インターフェースに入力するトラフィック量は、各々のインターフェース上で計測されるのに対し、
各インターフェースから出力されるトラフィック量は、他のインターフェースから流入してくるトラフィック量の合計として求められます。
これをどのインターフェースでも実現するため、すべてのインターフェース上でingress でフローデータエクスポートを設定する必要があります。
ingress設定、egress設定の詳細につきましては、
下記のナレッジベースをご覧ください。
ingress とegress の考え方
(1)IF1をNetFlowAnalyzer上で選択し、受信ボタンにチェックした場合。
IP210.10.10.10からIP192.168.20.20へ送付された通信は
IF1が受信する通信ですので、IF1受信タブに表示されます。
(2)IF2をNetFlowAnalyzerz上で選択し、受信ボタンにチェックした場合
IP192.168.20.20からIP210.10.10.10へ送付された通信は
IF2が受信する通信ですので、IF2の受信タブに表示されます。
(3)IF2をNetFlowAnalyzerz上で選択し、送信ボタンにチェックした場合
IF2から送信される通信ですので、IF2の送信タブに表示されます。