キャパシティプランニングレポート
キャパシティプランニングレポートとは
トラフィック、アプリケーションの傾向を可視化し、QoSポリシーや、帯域の増強などを考慮する上での判断材料を提供します。
ex,
1. 短長期でのトラフィックトレンド
2. トラフィックの成長度
3. 帯域を占めているアプリケーションはビジネスクリティカルなアプリケーションであるかどうか
4. 現在の帯域が不足しているか否か
アプリケーション成長レポート
使用例:
アプリケーション成長レポートはビジネスクリティカルなアプリケーションの使用状態を可視化することができます。
可視化することにより、帯域の増強が必要なのか、QoSなどでアプリケーションの制御を行うべきかの判断材料となります。
ex,
1) ビジネスクリティカルなアプリケーションの使用率は増えているかどうか
2) ビジネスクリティカルなアプリケーションに帯域を割り振るべきかどうか
3) ビジネスクリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを阻害しているアプリケーションがあるかどうか
例えば、
“Citrix”がビジネスクリティカルなアプリケーションであるネットワークであるとします。
以下のレポ―トは“Citrix”(図では橙色)の使用状況と、http, smtp, pop3, https などの使用状況が可視化されており、
ビジネスクリティカルな“Citrix”とその他のアプリケーション”が同じくらい帯域を占めています。
重要ではないアプリケーションが“Citrix”の使用を妨げて帯域を占めないように、
Citrix”が優先されるようにQoSポリシーを変更します。

新しいQoSポリシー適用後のレポートを参照することで、
どのような結果が得られたか確認することができます。
以下のQoSポリシー適用後のレポートを見ると、“Citrix”の使用率が上がり、
その他のアプリケーションの使用率が減っていることが分かります。
このように、アプリケーション成長レポートでは、
帯域増強に関する情報のみだけではなく、
帯域を最適化するためのポリシー設定に関する知見を得ることができます。
