認証テスト時に、コンフィグバックアップが正常に行われない場合の確認点について
作成日:2012年1月18日 | 更新日:2022年5月17日
対象
Network Configuration Manager
Device Expert
概要
製品に管理対象装置を追加後、装置のコンフィグを取得(バックアップ)するために、認証情報を入力します。
その後、認証情報が有効な場合に、対象装置からコンフィグを取得することができます。
本ナレッジでは、認証情報を入力後、コンフィグバックアップが正常に取得できない場合の確認ポイントについて記載します。
確認ポイント
- 対象装置が起動しており、製品がインストールされているサーバーから対象装置へのアクセスが可能なこと
- TFTPによりコンフィグを転送できない場合:
・対象装置と製品インストールサーバー間で、WindowsファイアウォールやFirewalldサービス等により、通信がブロックされていないことを確認
・対象装置がVPNやWAN環境といった外部ネットワークに存在する場合は、実IPアドレスと製品が接続するIPアドレスが同一であることを確認
・対象装置でNATを使用している場合、認証情報の[Additional]フィールドのTFTPサーバーIPアドレスで、NATのIPアドレスを指定しているか確認 - 手動でバックアップが実施可能か確認
製品インストールサーバーからのコンフィグバックアップでは、TELNET/SSHクライアントで装置に接続し、Enableモードへ移行後、RunningコンフィグまたはStartupコンフィグをTFTP経由で取得します。
その際、TFTPサーバーアドレスに、製品インストールサーバーのIPアドレスを指定します。
この操作をTeraTerm等のターミナルから手動で実行し、バックアップが実施可能か確認してください。
上記ポイントを確認後も引き続き事象が改善されない場合には、弊社サポート窓口までお問い合わせください。