Network Configuration Manager ナレッジベース

Device Expert:アドバンスドカスタムテンプレート作成について


対象

Device Expert

概要

DeviceExpert 5.1より新たにアドバンスドカスタムテンプレート機能が実装されました。
本機能では、対話形式によるコマンド実行をサポートしており、ファームウェアのアップグレード等幅広いコマンド実行を支援します。
本ナレッジでは、アドバンスドカスタムテンプレートの作成手順について記載いたします。
Device Expertの後継機にあたるNetwork Configuration Manager以降、
アドバンスドカスタムテンプレートは、「コンフィグレット」という機能に名称を変更しました。
コンフィグレット機能については、こちらのマニュアルをご参照ください。
Device Expertは既にEOLを迎えています(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールを実施してください。

アドバンスドカスタムテンプレート作成手順

  1. [Admin]→[Device Management]→[Custom Templates]を選択後、 [New Template]をクリック
  2. [Name]に任意のテンプレート名、[Description]にテンプレートの説明を入力(任意)
  3. 対象装置に対して実行するモードを選択
    ※以下の3つから実行するモードを選択します。
    ・File Transfer Mode:TFTPまたはSCPでコンフィグレーションを送信するモード
    ・Script Execution Mode:Telnet またはSSHで装置にアクセスし、コマンドラインで実行するモード
    ・Adcanced Script Execution Mode:コマンドラインが対話形式の場合に使用するモード
  4. [Template Content]に、実行するコマンドを入力
    コマンド内で、"%"により文字を囲んだ場合、スクリプトを実行する際に入力フィールドとして利用できます。
    例として、 SNMPのコミュニティ名を入力する場合以下のように入力することで、スクリプトを実行する際に任意のコミュニティ名を入力できます。
    snmp-server community %COMMUNITY% RO
  5. 作成完了後、[保存]をクリックし、保存
アドバンスドカスタムスクリプトは、装置と対話形式でコマンドを実行する場合に使用できます。
こちらのページに例が記載されておりますので、ご参考いただけますと幸いです。
またアドバンスドカスタムスクリプトを作成後、一度テスト環境等でスクリプトを実行するなど、本番環境に影響しないようにテストすることを推奨します。