Device Expert：コンフィグ内の動的なパラメーターが原因で、不一致であると表示される場合の対処方法
対象
Device Expert
概要
管理している機器によっては、コンフィグをバックアップするタイミング毎に、動的に値が変化するコンフィグ情報が存在します。
それにより、バックアップを実施する度に、コンフィグの世代が変わってしまう問題があります。
本ナレッジでは、そういったコンフィグを差分チェックから除外するための設定方法をご案内します。
Device Expertの後継機、Network Configuration Managerの除外設定についてはこちらのマニュアルをご参照ください。
お知らせ：
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です（サポート終了日について）。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です（サポート終了日について）。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。
設定手順
- ［管理］→［除外する条件を追加］ をクリック
- ［条件を追加］ をクリック
- 対象の装置テンプレート名を選択し、指定する条件値を入力し［保存］をクリック
条件例：
コンフィグの先頭にある「Last configuration change at 13:40:09 UTC Sun Aug 24 2014 by username 」という文字列を
差分チェックから除外する場合、行内の時間以降はコンフィグを変更する度に変わるため、次のように値を指定します。「.*Last configuration change at.*」
.* は、改行を除く任意の文字が複数回ある場合を意味しており、ここではjavaの正規表現の構文が利用可能です。
以上で除外設定は完了です。
この条件を追加したのみでは差分がある状態つまりrunningとstartupが不一致の状態ですので、設定後は再度コンフィグバックアップを実行してください。