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Device Expert:リリースノート(バージョン5.1)


対象

Device Expert バージョン5.1

概要

本ナレッジでは、Device Expert バージョン5.1のリリースにおける、前バージョン5.0からの更新点について記載します。

前バージョン(5.0)のリリースノートはこちらからご確認ください。

バージョン5.0からの更新点

コンフィグレーション転送モード機能

  • Cisco機器からコンフィグレーションを転送するプロトコルにSCPを追加
    SSHベースのコンフィグレーションバックアップ機能を使用すれば、TFTPを使用せずに、安全にコンフィグレーションをバックアップすることができます。

認証機能の追加【新機能】

  • Active DirectoryとLDAPによる認証機能を追加
    Device ExpertのWeb画面にログインする際の認証に使用します。

拡張スクリプト機能の追加【新機能】

  • ネットワーク機器へ接続後、コマンドラインで自動的に一連の操作を実行するスクリプト機能を追加
  • Cisco IOSのアップグレード/ダウングレード機能を追加
  • カスタムテンプレートを実行している間、コンフィグレーションバックアップを一時中止するオプションを追加

スケジュール機能

  • カスタムテンプレートをスケジュール実行する機能を追加

Device Expertデータベースバックアップ 機能追加

  • Device Expertデータベースのバックアップ機能において、バックアップファイル出力先ディレクトリを選択する機能を追加
  • 同様に取得したネットワーク機器のコンフィグレーションファイルの出力先ディレクトリを変更する機能を追加

コンフィグレーションアップロードの承認機能

  • 管理者(Administrator権限)ユーザーがアップロードリクエストを受信した際に、Device Expertホーム画面に承認要求のアラートを表示する機能を追加

サポート対象機器の追加

  • Alaxala(AXシリーズの追加)

不具合修正

  • 以前のバージョンではDevice Expert管理画面のクライアントセッションタイムアウトは監視されていませんでしたが、30分間無操作の状態が続いた際にクライアントセッションを切断する機能を追加
    ※デフォルトタイムアウト値は30分ですが、設定ファイルにより変更可能
  • Change Management機能のメール通知機能に注釈情報(変更理由)も含まれるように変更
  • 承認された変更か、無許可の変更かを示すグラフ(Homeタブ内)をクリックすると、'Change Trend Report'が表示されるように変更
  • Power User権限またはOperator権限をもつDevice Expertユーザーが、他ユーザーの作成したタスクや操作記録を閲覧できないように修正
  • 複数機器に対してrunning-configとstartup-configを一括で同期させる機能を追加
  • 以前のバージョンのカスタムテンプレートでは、Extreme社 SummitとHP社の機器に対してパスワードの変更機能がなかった問題を修正
  • カスタムテンプレートにおいて、Cisco機器に対してバナーメッセージを投入することができなかった問題を修正