Device Expert:リリースノート(バージョン5.0)
作成日:2008年6月9日 | 更新日:2022年4月27日
対象
Device Expert バージョン5.0
概要
本ナレッジでは、Device Expert バージョン5.0のリリースにおける、前バージョン4.3からの更新点について記載します。
バージョン4.3からの更新点
全般
- テキストファイルからデバイスをインポート登録する手順の簡素化
- スケジュール設定の手順の簡素化
- ユーザー情報の登録画面にて複数の機器に対して設定変更可能
- Device Expertへユーザー登録を行う際に、メール通知を行わないオプションを追加
- インベントリページ内に全てのオペレーションをストップするオプション機能を追加
ネットワークコンプライアンス機能の追加【新機能】
- 定義したルールをモニターし、ステータスをレポートする機能を追加
- 装置種別毎にコンプライアンスレポートを自動的にルール付けする機能を追加
- 各組織のコンプライアンスルールに則ったポリシーの適用オプションを追加
レポーティング機能
- レポーティング機能の追加(合計 12種類のレポート生成)
- ハードウェア情報レポートにシリアルナンバー、IOSバージョン情報、OSイメージ名が表示されるレポート機能を追加
- スケジュール機能によるメールでのレポート送付機能の追加
- CSVファイル出力機能を追加
デバイスグループ
- 登録されている全てのユーザーが閲覧可能なグループの作成
- より細かいルールで装置グループへの登録を行う機能の追加
変更管理機能
- 変更があった場合の通知をテキスト形式で送付できるオプションの追加
ユーザー管理機能
- ルールに従い、PowerUser権限ユーザーやOperator権限ユーザーへ、自動的に管理対象ネットワーク機器を割り当てる機能を追加
バックアップスケジュール機能
- バックアップスケジュールでエラーが発生した場合のみ、メールを送付するオプションを追加
サポート対象ネットワーク機器の追加
- Juniper社、NETGEAR社、DELL社のネットワーク機器をサポート
- Cisco VPN ConcentratorsとExtreme Summitをサポート
- 既にDevice Expertでサポートしているデバイスで、類似したモデルの場合も自動的にサポートデバイスに追加するように機能を改良
不具合修正
- Cisco Pix7.xモデルにおいて、バックアップ時にCPUが消費される問題を修正
- Netscreen firewallにSSHでアクセスした場合に発生する問題を修正
- HP社スイッチにおいて、バナーをコンフィグレーション内に記載しているとバックアップが失敗する不具合を修正
- コンフィグレーション変更通知機能において改行ができない不具合を修正
- Cisco機器のコンフィグレーション比較機能において、片方の画面のみSSL自己証明書が表示される問題を修正
- Extreme Black Diamond Switches、Netscreen Firewallsにおいて、リアルタイム変更機能が正常に動作しない問題を修正
- 複数のCisco機器でハードウェアプロパティ情報が取得できない問題を修正