Network Configuration Manager ナレッジベース

Device Expert:Cisco ASAで、コンフィグ「terminal width 511」に関する差分検知が発生する


対象

Device Expert

概要

Cisco ASAで、コンフィグ「terminal width 511」の差分検知が発生するという問い合わせがあります。

本ナレッジでは、上記の差分検知の発生原因とその場合の対応策をご案内します。

原因

上記は、対象装置に起因した差分検知です。
terminal width(セッションで各行に表示する文字数の設定)の変更が装置上で行われ、前回取得したコンフィグ世代と差分が発生したことが原因です。

対応策

Device Expertでは、除外条件機能を使用して、「terminal width 511」を差分対象から除外することが可能です。

  1. [管理]→[除外する条件を追加]で、 対象装置に適用されている装置テンプレートを選択
  2. 「terminal width 511」を条件に設定し保存

上記設定により、「terminal width 511」に関する差分があった場合も、差分対象として除外し事象を回避することができます。

なお、[除外する条件を追加]の設定フィールドは、正規表現にも対応しているため
「terminal width 511」以外にも同様の変更内容を検知する場合には、以下のように設定いただくことも可能です。

.*terminal width.*

Device Expertの後継機「Network Configuration Manager」の場合も同様に、除外条件を設定することができます。
こちらのマニュアルをご参照ください。

お知らせ:
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。