Device Expert:Cisco ASAで、コンフィグ「terminal width 511」に関する差分検知が発生する
作成日:2015年11月18日 | 更新日:2023年1月11日
対象
Device Expert
概要
Cisco ASAで、コンフィグ「terminal width 511」の差分検知が発生するという問い合わせがあります。
本ナレッジでは、上記の差分検知の発生原因とその場合の対応策をご案内します。
原因
上記は、対象装置に起因した差分検知です。
terminal width(セッションで各行に表示する文字数の設定)の変更が装置上で行われ、前回取得したコンフィグ世代と差分が発生したことが原因です。
対応策
Device Expertでは、除外条件機能を使用して、「terminal width 511」を差分対象から除外することが可能です。
- [管理]→[除外する条件を追加]で、 対象装置に適用されている装置テンプレートを選択
- 「terminal width 511」を条件に設定し保存
上記設定により、「terminal width 511」に関する差分があった場合も、差分対象として除外し事象を回避することができます。
なお、[除外する条件を追加]の設定フィールドは、正規表現にも対応しているため
「terminal width 511」以外にも同様の変更内容を検知する場合には、以下のように設定いただくことも可能です。
.*terminal width.*
Device Expertの後継機「Network Configuration Manager」の場合も同様に、除外条件を設定することができます。
こちらのマニュアルをご参照ください。
お知らせ:
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。