Liteデバイス

企業ネットワーク内には、ルーターやL3スイッチのように詳細な監視が不可欠な機器がある一方で、末端機器については、単純な死活監視でも稼働状況を支障なく把握できる場合があります。このような末端機器の例として、IPカメラやIoTセンサー、一部の産業機器が挙げられます。

OpManagerでは、パフォーマンス監視などを含む通常のデバイス監視に加え、死活監視のみを行う「Liteデバイス」機能を提供しています。この機能は、Liteデバイスオプションとして提供されており、通常のデバイス監視よりも安価に利用できます。

このページでは、障害発生時の業務影響が比較的小さいデバイスをLiteデバイスとして監視する方法や、関連する設定について説明します。

目次

Liteデバイスの概要

Liteデバイスは、通常のデバイスライセンスを消費することなく、デバイスの死活のみを監視する監視形態です。

重要度の高いインフラ機器にはデバイスライセンスによる詳細な監視を維持しつつ、保有数の多い末端機器をLiteデバイスで監視することにより、企業ネットワークの監視範囲をコスト効率よく拡大することができます。

Liteデバイスで利用できる機能

Liteデバイスに指定したデバイスで利用できる機能は以下の通りです。

監視機能

Liteデバイスで監視できるのは死活監視のみです。詳細は下表をご参照ください。

監視項目 利用可否
死活監視 〇
エージェント監視 〇
※エージェントで監視できるのは死活監視のみです。
パフォーマンス監視 ✕
インターフェース監視 ✕
サービス監視 ✕
Windowsサービス監視 ✕
プロセス監視 ✕
ファイル/フォルダー監視 ✕
アプリケーション監視 ✕
スクリプト監視 ✕
SNMPトラップ監視 ✕
Syslog監視 ✕
Windowsイベントログ監視 ✕

その他の機能

ダッシュボード等のUI上における可視化機能やレポートは、Liteデバイスに対しても利用可能です。詳細は下表をご参照ください。

項目 説明
ダッシュボード 〇
アラート 〇
ビジネスビュー 〇
トポロジーマップ 〇
通知プロファイル 〇
レポート 〇
ワークフロー 〇

Liteデバイスに指定できないデバイス

以下に分類されるデバイスは、その性質上死活監視以外の機能を使用するため、Liteデバイスに指定できません。

  • VMware vCenter
  • VMware ホスト
  • Hyper-V ホスト
  • Nutanix ホスト
  • Xen ホスト
  • ワイヤレスLANコントローラー
  • Cisco Meraki オーガナイゼーション
  • Cisco ACI
  • SD-WAN
  • ストレージ

Liteデバイスのディスカバリー

デバイスをLiteデバイスとして追加するには、デバイス単体のディスカバリーページあるいはネットワークディスカバリーページで、[可用性のみ監視(Liteデバイス)]にチェックを入れてディスカバリーを行います。

ディスカバリーの詳細な手順については、上記の各リンク先ユーザーマニュアルをご参照ください。

Liteデバイスのディスカバリー

Liteデバイスの一覧は、[インベントリ]→[Liteデバイス]から確認できます。

Liteデバイスのインベントリ

Liteデバイスに指定されたデバイスの概要ページでは、ページ左上に「Liteデバイス」の表記が確認できます。

Liteデバイスの概要ページ

Liteデバイスへの指定

Liteデバイスオプションライセンスを消費して、既に追加済みのデバイスをLiteデバイスに指定することもできます。手順は以下の通りです。

  1. [インベントリ]に移動します。
    インベントリ
  2. 設定を変更するデバイスに対して、リストの左側に表示されるチェックボックスにチェックを入れます。
  3. 画面右上の3点アイコン3点アイコンから、[Liteデバイスに指定]をクリックします。
  4. 表示される注意事項を確認し、[はい、続行します]をクリックします。
    注意事項
    Liteデバイスに指定したデバイスでは、死活監視以外のすべての監視が無効になります。
    それまでの監視データは保持されますが、詳細な監視を有効にしない限り閲覧することはできません。

詳細な監視の有効化

Liteデバイスに指定されているデバイスは、デバイスライセンスを消費して、詳細な監視を有効にすることができます。
詳細な監視を有効にした場合、Liteデバイスへの指定は解除され、全ての監視機能が有効になります。

詳細な監視を有効にしたタイミングで、消費されるライセンスがLiteデバイスオプションライセンスから通常のデバイスライセンスに切り替わります。

詳細な監視を有効にする手順は以下の通りです。

  1. [インベントリ]→[Liteデバイス]に移動します。
    詳細な監視の有効化
  2. 設定を変更するデバイスに対して、リストの左側に表示されるチェックボックスにチェックを入れます。
  3. 画面右上の3点アイコン3点アイコンから、[詳細な監視を有効化]をクリックします。
  4. 表示される注意事項を確認し、[はい、続行します]をクリックします。
    注意事項の確認