WMIの修復方法とは?

サーバー・ネットワーク統合管理ソフト

「無効な名前空間です」のエラーメッセージの対処方法は?

WMIを利用してサーバー監視をすると、稀に「無効な名前空間です」のエラーメッセージが表示されることがあります。
「無効な名前空間です」のエラーメッセージが表示される場合、何らかの原因によりWMIに関係するプログラムが破損している可能性があります。

WMIとは

WMI(Windows Management Instrumentation)とは、Windows OSにおけるシステム管理のためのアーキテクチャです。OSやハードウェアなど、システムに関するさまざまな情報を取得して・管理する機能があります。

ネットワーク運用管理においては、Windowsサーバーのパフォーマンス監視の際にWMIが使用されることがあります。取得できる情報は、ハードウェアの状態からサーバーのCPUやメモリー使用率、起動中のプロセスの詳細情報など多岐にわたります。
WMIが破損している場合、WMIを再構築(rebuild)することで「無効な名前空間です」のエラーを解決することが可能です。

WMIを再構築するには、以下の手順を実行します。

  1. エラーが発生している対象のWindowsサーバーのコマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    net stop winmgmt
    (これにより関連したサービスも停止します。)
  3. 以下のコマンドを実行します。
    cd %windir%\system32\wbem
  4. 既存のWMIのファイルをバックアップします。
  5. "repository"をリネームする次のコマンドを実行します
    ren repository repository.old
  6. 以下のコマンドを実行し、WMIサービスを起動します。
    net start winmgmt

WMI起動時に新しい"repository"ファイルが作成され、WMIが再構築されます。
上記手順実施後に、「無効な名前空間です」エラーが解決するかをご確認ください。

WMIを用いたより手軽なサーバー監視方法とは?

サーバー監視目的でWMIを利用する場合、コマンド実行でもデータ取得は可能ですが、サーバーの台数が増加すると管理の手間が増えてしまいます。

手動でのコマンド実行よりも効率的にネットワーク機器を管理・監視するには、WMIを利用して自動でパフォーマンスデータを収集するツールを使用するのがお勧めです。

ManageEngineが提供する統合監視ツールである「OpManager」は、WMIを利用してサーバーを自動で監視し、機器のステータスが一目で分かるように可視化します。 WMIの他にもSNMPプロトコルを用いた監視にも対応し、サーバー以外のスイッチ監視やルーター監視等ネットワーク機器も含めてすべてのネットワーク機器を1つのコンソール上から管理できます。Webベースのわかりやすい画面はネットワーク監視に関する知識がない方でも操作が可能で、容易に運用できるのが特徴です。

ネットワーク機器やサーバーの監視の自動化・効率化の方法をお探しの場合は、是非「OpManager」をご検討ください。

WMIから取得したデータをわかりやすく可視化

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