Liteデバイス監視
ネットワーク監視を行う際、監視対象が増えるにつれて、以下のジレンマが発生します。
- IPカメラやIoTセンサーを含む全ての機器を詳細に監視すると、コストが想定を大きく上回る。
- 末端機器を監視対象から外すと、機器がダウンしてもアラートが届かないため、ユーザーからの問い合わせで初めて気づく。
このジレンマを解消できるのがOpManagerのLiteデバイスオプションです。OpManagerは、ルーターやL3スイッチ、サーバーなどを詳細に監視できます。加えて、低価格のLiteデバイスオプションを通じて、IPカメラやIoTセンサー、産業用機器などの末端機器の死活監視が可能です。これにより、コストを抑えつつ、末端機器まで監視の範囲を広げることができます。
Liteデバイス監視とは
Liteデバイス監視は、末端機器などの可用性のみを監視する機能です。重要度の高いITインフラを詳細に監視しつつ、末端機器にも監視の範囲を広げることで、効率的なネットワーク監視を実現できます。
Liteデバイスとして登録した機器がダウンすると、アラートが発報されます。通知プロファイルを設定することで、メール・Slackなどへの通知も行えるため、末端機器の障害を見逃さずに迅速な対処が可能になります。
加えて、Liteデバイスに指定されている機器は、必要に応じて通常の詳細な監視へ切り替えることができます。切り替え後はパフォーマンス監視・インターフェース監視など、すべての詳細な監視機能が有効になります。重要度の変化に合わせて柔軟に監視レベルを変更できるため、組織の成長やシステム変更にも対応しやすくなっています。
監視できる末端機器の例
OpManagerと通信でき、IPアドレスを持つ機器であれば、機種・メーカーを問わず監視可能です。以下のような末端機器をLiteデバイスとして監視できます。
- IPカメラ
- IoTセンサー
- デジタルサイネージ
- 認証デバイス
※仮想ホストやストレージなどはLiteデバイスの対象外です。
ディスカバリーによる一括登録
OpManagerでは、対象とするネットワークの範囲を指定してディスカバリーを実行することで、監視対象を一括登録できます。末端機器をLiteデバイスとしてまとめて追加し、死活監視のみを行うことも可能です。
個別に設定する手間がかからないため、数百台規模の末端機器でも短時間で監視対象に加えられます。新しい機器が増えた際も、ディスカバリーを再実行するだけで追加登録が完了します。
Liteデバイスオプションで利用可能な機能
Liteデバイスオプションには、Liteデバイス監視に加え、WAN IP監視、ネットワークパス分析、URL監視、アクセスポイント監視が含まれます。これらの機能における監視対象数の合計が、Liteデバイスオプションの使用数としてカウントされます。
| 機能 | 概要 | メリット |
|---|---|---|
| Liteデバイス監視 | 末端機器などを死活監視 | IPカメラやIoTセンサーなどのダウンを即座に検知して、トラブルの早期発見が可能 |
| WAN IP監視 | WAN上のIPアドレスを死活監視 | グローバルIPアドレスの資産管理と、WAN回線の断絶の検知を実現 |
| ネットワークパス分析 | 送信元から宛先までの通信経路を可視化 | 障害の切り分けにより、問題発生箇所の特定を支援 |
| URL監視 | URLの可用性と応答時間、Webサイトの改ざんの有無を監視 | URLに関する問題を早期に検知し、Webサイトの停止や営業上の損失を防止 |
| アクセスポイント監視 | WLC(ワイヤレスLANコントローラー)配下のアクセスポイントを詳細に監視 | 無線通信に関するユーザーからの問い合わせを未然に防止 |