MIBブラウザーとは?MIBブラウザーを監視に活用するには

サーバー・ネットワーク統合管理ソフト

MIBブラウザーとは?MIBブラウザーでできること

MIBブラウザーとは、MIBの中身をツリー形式で可視化し、各ノードの情報を表示することができるツールです。監視したいMIBオブジェクトを、ツリーから素早く簡単に検索できます。

下図のMIBブラウザーの場合、MIBの階層構造がフォルダー形式に表示され、フォルダを展開することで配下のMIBオブジェクトを表示する仕組みになっています。
下図の場合はsysObjectID※が選択されています。sysObjectIDのOIDは「.1.3.6.1.2.1.1.2(iso.org.dod.internet.mgmt.mib-2.system.sysObjectID)」であり、この構造がMIBブラウザー上でフォルダー形式で表示されています。

※sysObjectIDはSNMPエージェントのベンダーを識別するためのOIDを返すMIBオブジェクトです。

MIBのツリー構造イメージ

MIBのツリー構造イメージ

また、MIBブラウザー上で、機器のSNMPエージェントから手軽にMIBに対応する情報を取得することが可能です。

MIBとは?

MIBは「Management Information Base」の略で、SNMPで定義されている管理情報のフォーマットのことです。MIBはテキスト形式になっていてMIBファイルと呼ばれます。

MIBは、管理情報が構造的になるようなツリー構造をしています。これを「MIBツリー」と呼びます。

MIBツリーの中の管理情報にはそれぞれ「OID(Object ID)」が割り振られています。SNMPを使用して情報を取得する際にも、このOIDを指定して情報を取得します。

MIBブラウザーをネットワーク監視に有効活用できるツール

ManageEngineが提供する統合監視ソフトウェアの「OpManager」は、MIBブラウザーが標準で付属しているネットワーク監視ツールです。

MIBブラウザーで確認したMIBオブジェクトを、同じソフトウェア上で監視項目として登録し、監視を自動化することが可能です。

MIBブラウザーが付属の監視ツール

MIBブラウザーが付属の監視ツール

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OpManagerのMIBブラウザーは、ネットワーク機器のSNMPの応答をテストできる、使い勝手のよいSNMPネットワークツールです。OpManagerから管理対象の装置上で動作するSNMPエージェントにSNMPリクエストを送り、その応答を表示します。

標準MIBはもちろん、カスタム項目を含む拡張MIBも監視でき、状態の詳細な把握が可能です。

OpManager MIBブラウザーの機能一覧

  • 標準MIBや拡張MIBに対しての Get、GetNext、Setの実行
  • SNMP OIDの一覧表示
  • SNMPトラップの表示

関連機能

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