ADManager Plus ナレッジベース

脆弱性(CVE-2022-47966)の概要および対応方法


本ナレッジは「Security advisory for remote code execution vulnerability in multiple ManageEngine products」をもとに作成しています。

詳細

サードパーティーアプリケーションのApache Santuarioにより、認証されていない悪意ある第三者のリモートコード実行の脆弱性が確認されました。

重要度

緊急(Critical)と評価しています。

ユーザーへの影響

SSO(シングルサインオン)を有効化している場合に、認証されていない悪意ある第三者が、リモートでコードを実行できる脆弱性があります。

過去に一度でもSSOを有効化したことがある場合、現在の使用状況に関わらず、本脆弱性の影響を受けます。

影響を受けるビルド

ADManager Plusは、ビルド7161以下すべてのビルドで影響を受けます。

詳細

本脆弱性に対応しているビルド 7171以降へアップグレードする必要があります。
アップグレードするには、サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)をご参照ください。

過去にSAML認証を有効化したか確認する方法

  1. <ADManager Plus_インストールディレクトリ>\binを開く
  2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
  3. 次のコマンドを実行

    connectDB.bat
    ※パスワードにつきましては、ManageEngine Communityより技術サポートまでお問い合わせください。

  4. adsm=>が表示されたのち、次のコマンドを実行

    select * from ADSIAMIDPAuthConfig;

  5. 上記実行後、過去にSAML認証を有効化していない場合は、何も値が返されず(0行)が表示されます。

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