サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)
作成日:2014年8月20日 | 更新日:2024年1月30日
本ナレッジでは、アップグレード手順をご説明します。
【目次】
留意事項
- 一度に複数のサービスパックを適用することはできません。
複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。- ADManager Plusの停止 --> サービスパック①の適用 --> ADManager Plusの起動&アップグレードを確認
- ADManager Plusの停止 --> サービスパック②の適用 --> ADManager Plusの起動&アップグレードを確認
例)ビルド7000からビルド7200へアップグレードする場合
1. サービスパック (7000_7101から7102へ)を適用
2. サービスパック(7102_7187から7200へ)を適用 - サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
詳細はManageEngineユーザーマニュアルをご参照ください。 - ご利用ビルドから最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック、およびサービスパックの適用順につきましては、ManageEngine Communityの検索機能にてご確認いただけます。
詳細は、ManageEngineユーザーマニュアルの(4)インストーラー、サービスパックダウンロードをご参照ください。 - 本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点からテスト環境で検証していただくことを推奨いたします。
- 重要なデータの損失の防止
- アップグレード後の稼働環境の確認
ライセンスの詳細につきましては、製品のアップグレード時およびサーバー移行時のライセンスの取り扱いをご参照ください。
アップグレード手順
ADManager Plusのアップグレード手順は次の通りです。
バックアップの取得方法
アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください。
データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。
データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。
バックアップ/リストア方法に記載の任意の方法でバックアップを取得してください。
サービスパックの適用方法
- ADManager Plusを停止
1-1. [services.msc]にてADManager Plusを停止
1-2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
1-3. ADManager Plusインストールディレクトリ\binへ移動
1-4. 次のコマンドを実行
stopADSM.bat
stopDB.bat
shutdown.bat
1-5. タスクマネージャーにて、ADManager Plus関連の下記タスクが停止していることを確認
(postgres.exe、wrapper.exe、java.exe)※上記バックアップ手順で既に停止している場合は不要です。
- 管理者としてコマンドプロンプトを起動
- ADManager Plusインストールディレクトリ\binへ移動
- 次のコマンドを実行
UpdateManager.bat
- 【ビルド7140以降へアップグレードする場合】IMPORT CERTIFICATEの証明書(.crt)を適用
※ビルド7140以降へアップグレード時、証明書の適用が要求される場合があります。
要求された場合は、次の手順をご参照ください。- 証明書をダウンロード(*1)
*1:証明書のダウンロード方法をご参照ください。 - Import Certificate画面で[Browse]をクリック
- Select a File画面でダウンロードした証明書を選択後、[開く]をクリック
- Import Certificate画面で[import]を選択
- 表示されたInformation画面上で[OK]をクリック
- 証明書をダウンロード(*1)
- [Browse]をクリック後、対象のサービスパック(.ppm)を選択し、[Install]をクリック
- データベース(PostgreSQL)の移行に関するメッセージが表示された場合、対応方法をこちらのナレッジでご確認ください。
- “Service Pack installed successfully”と表示されたのち、[Close]をクリック
- [Exit]をクリック
- ADManager Plusを起動
スタート -> [ファイル名を指定して実行]に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADManager Plus -> 「サービスの開始」
- 管理者としてADManager Plus にログイン
- ビルド番号が正しく表示されていることを確認
ビルド番号の確認方法を参照ください。
*1:証明書のダウンロード方法
ご利用ビルドにより、必要な証明書が異なります。
- アップグレードを実施するビルドが7222より前の場合:
1-1. Update Manager画面の画面右上にある[Import Certificate]をクリック
1-2. 表示されたポップアップ画面上にて、下記いずれかの証明書のダウンロード用リンクをクリック
(リンク例:下記の画像では赤枠をクリック時、証明書がダウンロードされます。)
インターネット接続が不可能な場合は、こちらより証明書をダウンロードしてください。
- アップグレードを実施するビルドが7222以降の場合:
こちらより証明書を取得してください。
- アップグレード後、UIが適切に表示されない場合は、ブラウザのキャッシュクリアをお試しください。
- 各ビルドのサポート期限については、次のページを参照ください。