サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)
作成日:2014年8月20日 | 更新日:2024年10月21日
本ナレッジでは、アップグレード手順をご説明します。
【目次】
留意事項
- 一度に複数のサービスパックを適用することはできません。
複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。- ADManager Plusの停止 --> サービスパック①の適用 --> ADManager Plusの起動&アップグレードを確認
- ADManager Plusの停止 --> サービスパック②の適用 --> ADManager Plusの起動&アップグレードを確認
例)ビルド7180からビルド7252へアップグレードする場合
1. サービスパック(7102_7202から7203へ)を適用します。
2. サービスパック(7203_7212から7222へ)を適用します。
3. サービスパック(7222_7241から7252へ)を適用します。 - サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
詳細はManageEngineユーザーマニュアルをご参照ください。 - ご利用ビルドから最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック、およびサービスパックの適用順につきましては、ManageEngine Communityの検索機能にてご確認いただけます。
詳細は、ManageEngineユーザーマニュアルの(4)インストーラー、サービスパックダウンロードをご参照ください。 - 本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の観点からテスト環境で検証していただくことを推奨します。
- 重要なデータの損失の防止
- アップグレード後の稼働環境の確認
ライセンスの詳細につきましては、製品のアップグレード時およびサーバー移行時のライセンスの取り扱いをご参照ください。
アップグレード手順
ADManager Plusのアップグレード手順は次の通りです。
バックアップの取得方法
- アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください。
- データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。
バックアップ/リストア方法の手順より、任意の方法でバックアップを取得してください。
サービスパックの適用方法
- ADManager Plusを停止します。
※バックアップ手順にて既に以下プロセスを停止している場合は、次の手順1-1から1-5は不要です。
1-1. [services.msc]にてADManager Plusのサービスを停止します。
1-2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動します。
1-3. ADManager Plusインストールディレクトリ\binへ移動します。
1-4. 次のコマンドを実行します。- stopADSM.bat
- stopDB.bat
- shutdown.bat
1-5. タスクマネージャーにて、以下のADManager Plusに関連するタスクが停止していることを確認します。
- postgres.exe
- wrapper.exe
- java.exe
- 管理者としてコマンドプロンプトを起動します。
- ADManager Plusインストールディレクトリ\binへ移動します。
- 次のコマンドを実行します。
UpdateManager.bat
- 【ビルド7140以降へアップグレードする場合】IMPORT CERTIFICATEの証明書(.crt)を適用します。
※ビルド7140以降へアップグレード時、証明書の適用が要求される場合があります。
要求された場合は、以下の手順をご参照ください。- 証明書をダウンロードします。(※)
※証明書のダウンロード方法をご参照ください。 - Import Certificate画面で[Browse]をクリックします。
- Select a File画面でダウンロードした証明書を選択後、[開く]をクリックします。
- Import Certificate画面で[import]を選択します。
- 表示されたInformation画面上で[OK]をクリックします。
- 証明書をダウンロードします。(※)
- [Browse]をクリック後、対象のサービスパック(.ppm)を選択し、[Install]をクリックします。
- データベース(PostgreSQL)の移行に関するメッセージが表示された場合、対応方法をこちらのナレッジでご確認ください。
- “Service Pack installed successfully”と表示されたのち、[Close]をクリックします。
- [Exit]をクリックします。
- ADManager Plusのサービスを起動します。
ADManager Plusのサービスを起動する手順につきましては、こちらのナレッジをご参照ください。
- 管理者としてADManager Plus にログインします。
- アップグレード後のビルド番号が正しく表示されていることを確認します。
ビルド番号の確認方法につきましては、こちらのナレッジを参照ください。
アップグレード後、UIが適切に表示されない場合は、ブラウザーのキャッシュクリアをお試しください。
※証明書のダウンロード方法
ご利用ビルドにより、必要な証明書が異なります。
- 7222以降のビルドから上位ビルドにアップグレードする場合:
こちらより証明書を取得してください。 - ビルド7140~7222のアップグレードの場合:
1-1. Update Manager画面の画面右上にある[Import Certificate]をクリックします。
1-2. 表示されたポップアップ画面上にて、下記いずれかの証明書のダウンロード用リンクをクリックします。
(リンク例:下記の画像では赤枠をクリック時、証明書がダウンロードされます。)
ADManager Plusサーバーがインターネット接続不可の場合、インターネット接続可能な環境で、こちらより証明書をダウンロードし、その後ADManager Plusサーバーに証明書を配置してください。