ADSelfService Plus 6.4 リリースノート
作成日:2024年3月27日 | 更新日:2024年3月27日
最新ビルドへのアップグレード方法はこちらのページをご参照ください。
ADSelfService Plus 6.4 6404 リリースノート
2024年3月27日のリリース
お知らせ
- macOS 10.10より前のバージョンについて、macOS向けログインエージェントのサポートを終了いたします。
- macOS向けオフラインMFAの有効化、およびI18Nサポートに対応する場合、macOS向けログインエージェントをバージョン3.0以上に更新する必要があります。
新機能
- MFAにFIDOパスキーを追加:Windows Hello、Apple Face ID/Touch ID、Android BiometricsなどのFIDO準拠のデバイス認証や、YubiKeys、Google Titan
Keysなどのセキュリティキーを使って、パスワードレスで安全にアプリケーションへのアクセスを保護できます。 - macOS向けマシンログインのオフラインMFA対応:インターネットに接続できない場合や企業ネットワークに接続していない場合でも、MFAを使用してmacOSマシンへのログインを保護できるようになりました。
機能強化
- RSA認証において、REST APIベースの連携をサポートしました。
- RSA認証において、ポリシーベースの設定をサポートしました。
- RSA認証において、ユーザー名パターンが導入され、類似したユーザー名を持つ複数のドメインによって引き起こされる問題を効率的に管理できます。
- Spring Framework jarファイルのバージョンを5.3.28に更新しました。
- アップグレード(サービスパック適用)時に使用される公開鍵証明書が更新されました。
- macOS向けログインエージェントがmacOS Sonomaをサポートしました。
- macOS向けログインエージェントがI18Nサポートに対応しました。サポートされる言語は、英語、フランス語、中国語(簡体字)、ドイツ語、日本語、ポーランド語、スペイン語、トルコ語です。
不具合修正
- 負荷分散のコンポーネントにおけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性(CVE-2024-0252)を修正
詳細は次のナレッジをご参照ください。
https://www.manageengine.jp/support/kb/ADSelfService_Plus/?p=5636 - OWA MFA用のADSelfService Plus MFAコネクターを、ドメインコントローラーとしても機能するExchangeサーバーにインストールできるようになりました。
- maverick-legacy-client-all.jarファイルの脆弱なバージョンから、バージョン1.7.56に更新
- 画像のファイル拡張子が大文字の場合、セルフアップデート機能を使用して写真属性をアップロードできない不具合を修正
- ADSelfService Plusモバイルサイトにおいて、パスワードにUnicode文字が含まれている場合、パスワードポリシーで使用することを指定されているにもかかわらず、パスワードの変更とリセットができない不具合を修正
- ADSelfService Plusサーバーにアクセスできない場合、手動でインストールしたログインエージェントを使用してマシンに初回ログインできない不具合を修正
- 指定されたポリシーを持たないオペレーターが、AD360からADSelfService Plusにアクセスしようとした際に発生するロードに関する不具合を修正
- 管理者の表示名に複数のスペースが含まれている場合、SMTP設定が保存されない不具合を修正
- 外部のPostgreSQLデータベースを使用した高可用性の設定中に発生する不具合を修正
- ADSelfService Plusのメール送信で、.docs拡張子の添付ファイルを送信できない不具合を修正
- ドメイン名が数字で始まる場合、モバイルアプリの配布ページがロードされない不具合を修正
- SSL証明書適用時にアクセスURLがホスト名に戻ってしまう不具合を修正
- OpenLDAPおよび389 Directory ServerのSHA-1アルゴリズムを使用したパスワード変更およびリセットで発生する不具合を修正
- ADSelfService Plusにコンテキストパスが設定されている場合に、ログインエージェントが、サーバーに到達できないエラーを表示する不具合を修正
- 条件付きアクセスで、コンピューターを検索する際に間違った検索結果が表示される不具合を修正
- 制限されたユーザーが、セルフサービスポータルからパスワードリセットまたはアカウントロック解除を試みた際に、ライセンスが消費される不具合を修正
- ADSelfService Plusへのパスワードレスログイン時に発生するLDAPインジェクションの不具合を修正
- ユーザーがセルフアップデート機能を使用してAD属性を更新した際に、無効なリクエストエラーが発生する不具合を修正
- ログインエージェントのバージョン5.10以前において発生するMFAに影響する不具合を修正
- インストール済みマシンレポートにおいて、複数の検索条件が適用された場合に発生する不具合を修正
- ADにて選択したOUが削除された場合、パスワード/アカウント有効期限通知スケジューラーが正常に機能しない不具合を修正
- オフラインMFAに登録したユーザーがADから削除され、別のユーザーがマシンにログインしようとしたときにスクリプトエラーが発生する不具合を修正
- サービスアカウントを使用してVPNキャッシュされた資格情報を更新する際の不具合を修正