ADSelfService Plus ナレッジベース

サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)


ADSelfService Plus のサービスパックのインストールによる、アップグレードの手順は次の通りです。

複数のサービスパックの適用について

一度に複数のサービスパックを適用できません。複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。

  1. アプリケーションの停止 -> サービスパック①の適用 -> サービスの起動&アップグレードを確認
  2. アプリケーションの停止 -> サービスパック②の適用 -> サービスの起動&アップグレードを確認

例)<ビルド5813 から ビルド6200 へアップグレードする場合>
1. "サービスパック(5813から6000へ)" を適用
2. "サービスパック(6000から6100へ)" を適用

3. "サービスパック(6100_6110から6200へ)"を適用

ご利用ビルドから最新ビルドへアップグレードに必要なサービスパックにつきましては、
最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパックをご参照ください。

検証環境でのアップグレードテスト

本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点からテスト環境で検証していただくことを推奨いたします。

バックアップの取得方法

アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください。データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。
  1. ADSelfService Plusを停止

    スタート -> "ファイル名を指定して実行"に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの停止」

  2. ADSelfService Plusインストールフォルダー\binに移動
  3. 次のコマンドを実行(製品プロセスを完全に停止するため、実行します)

    stopDB.bat
    shutdown.bat

  4. (任意)タスクマネージャーより以下のプロセスが起動していないことを確認

    ・java.exe
    ・postgres.exe
    ・wrapper.exe

  5. ADSelfService PlusフォルダーをコピーしてZIPに圧縮する
  6. ZIPファイルをADSelfService Plusフォルダー以外のフォルダーへ退避する

    ZIPファイルは、アップグレード後しばらく状況を見て、正常に稼働していることを確認後、削除してください。

サービスパックの取得方法

  • サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
    詳細は以下のページをご参照ください。
    https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html
  • ご利用ビルドから最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック、およびサービスパックの適用順につきましては、ManageEngine Communityの検索機能にてご確認いただけます。
    詳細は、次のページをご参照ください。
    (4)インストーラー、サービスパックダウンロード
    https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html

最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック

最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパックにつきましては、下記表をご参照ください。
(リストにない古いビルドを使用されている場合は、弊社窓口までお問い合わせください。)

利用中のビルド番号 アップグレード後のビルド番号 アップグレードに使用するサービスパックファイル名
6400 6404 ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_4_0_SP-0_4_0.ppm
6300~6308 6400 ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_3_0_SP-9_9_0.ppm
6200~6216 6300 ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_2_0_SP-9_9_0.ppm
6100~6110 6200 ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_1_0_SP-9_9_0.ppm
6000 6100 ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_0_0_SP-9_9_0.ppm
5813 6000 ManageEngine_ADSelfService_Plus_5_8_0_SP-9_9_0.ppm


※ビルド5813からビルド6200へアップグレードするには、ビルド6200へのアップグレード方法をご参照ください。

サービスパックの適用方法

  1. ADSelfService Plusを停止

    1-1. [services.msc]にてADSelfService Plusを停止
    1-2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
    1-3. ADSelfService Plusフォルダー\binへ移動
    1-4. 次のコマンドを実行
    stopDB.bat
    shutdown.bat
    1-5. タスクマネージャーにて、ADSelfService Plus関連の下記タスクが停止していることを確認
    (postgres.exe、wrapper.exe、java.exe)

    ※上記バックアップ手順で既に停止している場合は不要です。

  2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
  3. <ADSelfService Plusインストールディレクトリ>\binへ移動
  4. 次のコマンドを実行

    UpdateManager.bat

  5. [Browse]をクリック後、ダウンロードしたサービスパック(.ppm)を選択し、[Install] をクリック
    証明書(.crt)をインポートするためのウィザードが表示された場合は
    こちらより証明書を取得し、インポートしてください。
    ビルド6400から上位ビルドへアップグレードする場合はこちらの証明書を取得し、インポートしてください。

  6. Service Pack installed successfully”と表示されるのを確認して[Close]をクリック
  7. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了
  8. ADSelfService Plus を起動

    スタート -> [ファイル名を指定して実行]に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの開始」

  9. 管理者アカウントでADSelfService Plus にログイン
  10. ログインページの右上にある「ライセンス」リンクをクリック
  11. ビルド番号が正しく表示されていることを確認
アップグレード後、UIが適切に表示されない場合は、ブラウザのキャッシュクリアをお試しください。

古いバージョンのGINA/CPを使用している場合は、ADSelfService Plusのアップグレード後に
クライアント端末のGINA/CPのアンインストールおよび、最新バージョンのインストールをお願いいたします。