サービスパックのインストール手順(アップグレード方法)
ADSelfService Plus のサービスパックのインストールによる、アップグレードの手順は次の通りです。
複数のサービスパックの適用について
一度に複数のサービスパックを適用できません。複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。
- アプリケーションの停止 -> サービスパック①の適用 -> サービスの起動&アップグレードを確認
- アプリケーションの停止 -> サービスパック②の適用 -> サービスの起動&アップグレードを確認
例)<ビルド6308 から ビルド6509 へアップグレードする場合>
1. "サービスパック (6300_6308から6400へ)" を適用
2. "サービスパック (6400_6404から6500へ)" を適用3. "サービスパック (6500から6509へ)" を適用
ご利用ビルドから最新ビルドへアップグレードに必要なサービスパックにつきましては、
最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパックをご参照ください。
検証環境でのアップグレードテスト
本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点からテスト環境で検証していただくことを推奨いたします。
- 重要なデータの損失の防止
- アップグレード後の稼働環境の確認
- 検証時のライセンス
(ライセンスの詳細につきましては、製品のアップグレード時およびサーバー移行時のライセンスの取り扱いをご参照ください。)
バックアップの取得方法
- ADSelfService Plusを停止
スタート -> "ファイル名を指定して実行"に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの停止」
- ADSelfService Plusインストールフォルダー\binに移動
- 次のコマンドを実行(製品プロセスを完全に停止するため、実行します)
stopDB.bat
shutdown.bat - (任意)タスクマネージャーより以下のプロセスが起動していないことを確認
・java.exe
・postgres.exe
・wrapper.exe - ADSelfService PlusフォルダーをコピーしてZIPに圧縮する
- ZIPファイルをADSelfService Plusフォルダー以外のフォルダーへ退避する
ZIPファイルは、アップグレード後しばらく状況を見て、正常に稼働していることを確認後、削除してください。
サービスパックの取得方法
- サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
詳細は以下のページをご参照ください。
https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html - ご利用ビルドから最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック、およびサービスパックの適用順につきましては、ManageEngine Communityの検索機能にてご確認いただけます。
詳細は、次のページをご参照ください。
(4)インストーラー、サービスパックダウンロード
https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html
最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパック
最新ビルドへのアップグレードに必要なサービスパックにつきましては、下記表をご参照ください。
(リストにない古いビルドを使用されている場合は、弊社窓口までお問い合わせください。)
利用中のビルド番号 | アップグレード後のビルド番号 | アップグレードに使用するサービスパックファイル名 |
6500 | 6509 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_5_0_SP-0_9_0.ppm |
6400~6404 | 6500 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_4_0_SP-9_9_0.ppm |
6300~6308 | 6400 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_3_0_SP-9_9_0.ppm |
6200~6216 | 6300 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_2_0_SP-9_9_0.ppm |
6100~6110 | 6200 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_1_0_SP-9_9_0.ppm |
6000 | 6100 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_0_0_SP-9_9_0.ppm |
5813 | 6000 | ManageEngine_ADSelfService_Plus_5_8_0_SP-9_9_0.ppm |
※ビルド5813からビルド6200へアップグレードするには、ビルド6200へのアップグレード方法をご参照ください。
サービスパックの適用方法
- ADSelfService Plusを停止
1-1. [services.msc]にてADSelfService Plusを停止
1-2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動
1-3. ADSelfService Plusフォルダー\binへ移動
1-4. 次のコマンドを実行
stopDB.bat
shutdown.bat
1-5. タスクマネージャーにて、ADSelfService Plus関連の下記タスクが停止していることを確認
(postgres.exe、wrapper.exe、java.exe)※上記バックアップ手順で既に停止している場合は不要です。
- 管理者としてコマンドプロンプトを起動
- <ADSelfService Plusインストールディレクトリ>\binへ移動
- 次のコマンドを実行
UpdateManager.bat
- [Browse]をクリック後、ダウンロードしたサービスパック(.ppm)を選択し、[Install] をクリック
- “Service Pack installed successfully”と表示されるのを確認して[Close]をクリック
- [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了
- ADSelfService Plus を起動
スタート -> [ファイル名を指定して実行]に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの開始」
- 管理者アカウントでADSelfService Plus にログイン
- ログインページの右上にある「ライセンス」リンクをクリック
- ビルド番号が正しく表示されていることを確認
- サービスパックは、ManageEngine Communtiyの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
詳細はManageEngineユーザーマニュアルをご参照ください。 - 各ビルドのサポート期限については、ADManger Plus サポート情報を参照ください。
- ご利用のビルド番号を確認する手順は、ビルド番号の確認方法を参照ください。
クライアント端末のGINA/CPのアンインストールおよび、最新バージョンのインストールをお願いいたします。