ADSelfService Plus ナレッジベース

ビルド6200へのアップグレード方法


対象ビルド: 5813,6109,6110

このページでは、ビルド5813から6200へのアップグレード方法を紹介しています。
アップグレードの実行前に、必ず、現在ご利用中のADSelfService Plusのビルド番号をご確認ください。
(※ビルド番号の確認方法をご参照ください。)

*アップグレード用のサービスパックは、ManageEngine Communityよりダウンロードしてください。
*ManageEngine Communityの「購入済みの製品タブ」よりダウンロードできます。
詳細は以下のページをご参照ください。
https://jpmeuser.wiki.zoho.com/PurchasedProduct.html#category4

バックアップの取得方法

アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください。データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。 故意にアップグレードプロセスを切断しないようお願いいたします。
  1. ADSelfService Plusを停止

    スタート -> "ファイル名を指定して実行"に「services.msc」を入力 -> ManageEngine ADSelfService Plus -> 「サービスの停止」

  2. ADSelfService Plusインストールフォルダー\binに移動
  3. 次のコマンドを実行(製品プロセスを完全に停止するため、実行します)

    stopDB.bat
    shutdown.bat

  4. (任意)タスクマネージャーより以下のプロセスが起動していないことを確認

    ・java.exe
    ・postgres.exe
    ・wrapper.exe

  5. ADSelfService PlusフォルダーをコピーしてZIPに圧縮する
  6. ZIPファイルをADSelfService Plusフォルダー以外のフォルダーへ退避する

    サービスパックの適用方法

    <サービスパックを適用する際の前提条件>
    サービスパックの適用前に、以下の前提条件をご確認ください。

    • ビルド5813に対して、直接6200のサービスパックを適用することはできません。
    • 一度に、複数のサービスパックを適用することはできません。
      (例:ビルド5813に対して、一度に、ビルド6000、6100、6200のサービスパックを適用できません。)
      したがって、サービスパックを一つずつ、段階的に適用いただく必要がございます。
    • 1つのサービスパックを適用後、一度ADSelfService Plusを起動する必要がございます。(すべてのビルドに共通です。)
      例) ビルド6000へアップグレードした場合:
      ビルド6100へアップグレードする前に一度、ビルド6000として起動し、各機能が正常に動作することをご確認ください。

    ビルド6109または6110をご利用されている場合
    ビルド5813をご利用されている場合

    ビルド6109または6110をご利用されている場合

    ・適用するサービスパック(PPM)名:サービスパック(6100_6110から6200へ)

    サービスパックの適用方法は、次の手順をご参照ください。

    1. ADSelfService Plusを停止
    2. タスクマネージャーを起動後、以下のプロセスが停止していることを確認

      ・java.exe
      ・postgres.exe
      ・wrapper.exe

    3. 管理者としてコマンドプロンプトを起動し、ADSelfService Plusフォルダー\binへ移動
    4. 次のコマンドを実行
      UpdateManager.bat
    5. [Browse]をクリック後、「ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_1_0_SP-9_9_0.ppm」を選択して、[Install]をクリック
    6. 次のメッセージが表示されたのち、[はい]をクリック

      After successfully updating your ADSelfService Plus instance to build 6200, if you are already using the Password Sync Agent, you must reinstall the agent on all domain controllers to ensure proper functioning of the agent.
      Please confirm if you wish to update tp build 6200?


      (「はい」をクリック後、サービスパックのインストールが開始されます。)

    7. "Service Pack installed successfully"と表示されるのを確認します。
    8. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
    9. ADSelfService Plusを起動して、ビルド番号が6200であることを確認します。
    10. 【任意】パスワード同期エージェントをインストールする場合は、手順10、11をご参照ください。
      コントロールパネルにて、パスワード同期エージェントをアンインストールします。
    11. パスワード同期エージェントをインストールします。
      次のナレッジベースをご参照ください。
      [パスワード同期エージェントのインストール方法] https://www.manageengine.jp/support/kb/ADSelfService_Plus/?p=4512
    ビルド5813をご利用されている場合

    ビルド6000および6100は利用せず、必ずビルド6200へアップグレードしてください。
    ビルド6000および6100は技術サポート対象外です。
    <適用するサービスパック(PPM)>

    1. ビルド6000へアップグレード: サービスパック(5813から6000へ)
    2. ビルド6100へアップグレード: サービスパック(6000から6100へ)
    3. ビルド6200へアップグレード: サービスパック(6100_6110から6200へ)

    サービスパックの適用方法は、次の手順をご参照ください。

    ビルド6000へアップグレード
    1. ADSelfService Plusを停止します。
    2. タスクマネージャーを起動後、以下のプロセスが停止していることを確認します。

      ・java.exe
      ・postgres.exe
      ・wrapper.exe

    3. 管理者としてコマンドプロンプトを起動し、<ADSelfService Plus_インストールディレクトリ>\binへ移動します。
    4. 次のコマンドを実行します。
      UpdateManager.bat
    5. [Browse]をクリック後、「ManageEngine_ADSelfService_Plus_5_8_0_SP-9_9_0.ppm」を選択して、[Install]をクリックします。
    6. "Service Pack installed successfully"と表示されるのを確認します。
    7. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
    8. ADSelfService Plusを起動して、ビルド番号が6000であることを確認します。
    ビルド6100へアップグレード
    1. ADSelfService Plusを停止します。
    2. タスクマネージャーを起動後、以下のプロセスが停止していることを確認します。

      ・java.exe
      ・postgres.exe
      ・wrapper.exe

    3. 管理者としてコマンドプロンプトを起動し、<ADSelfService Plus_インストールディレクトリ>\binへ移動します。
    4. 次のコマンドを実行します。
      UpdateManager.bat
    5. [Browse]をクリック後、「ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_0_0_SP-9_9_0.ppm」を選択して、[Install]をクリックします。
    6. "Service Pack installed successfully"と表示されるのを確認します。
    7. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
    8. ADSelfService Plusを起動して、ビルド番号が6100であることを確認します。
    ビルド6200へアップグレード
    1. ADSelfService Plusを停止します。
    2. タスクマネージャーを起動後、以下のプロセスが停止していることを確認します。

      ・java.exe
      ・postgres.exe
      ・wrapper.exe

    3. 管理者としてコマンドプロンプトを起動し、<ADSelfService Plus_インストールディレクトリ>\binへ移動します。
    4. 次のコマンドを実行します。
      UpdateManager.bat
    5. [Browse]をクリック後、「ManageEngine_ADSelfService_Plus_6_1_0_SP-9_9_0.ppm」を選択して、[Install]をクリックします。
    6. 次のメッセージが表示されたのち、[はい]をクリックします。

      After successfully updating your ADSelfService Plus instance to build 6200, if you are already using the Password Sync Agent, you must reinstall the agent on all domain controllers to ensure proper functioning of the agent.
      Please confirm if you wish to update tp build 6200?

    7. "Service Pack installed successfully"と表示されるのを確認します。
    8. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
    9. ADSelfService Plusを起動して、ビルド番号が6200であることを確認します。
    10. 【任意】パスワード同期エージェントをインストールする場合は、手順10、11をご参照ください。
      コントロールパネルにて、パスワード同期エージェントをアンインストールします。
    11. パスワード同期エージェントをインストールします。
      次のナレッジベースをご参照ください。
      [パスワード同期エージェントのインストール方法] https://www.manageengine.jp/support/kb/ADSelfService_Plus/?p=4512
    UpdateManagerで[Browse]からサービスパックを選択後、次の画面が表示される場合がございます。

    上記の画面は、適用するサービスパックが適切であるか確認するためのメッセージです。
    選択したサービスパックが適切な場合、エラーが表示されません。
    上記のポップアップが非表示になったのち、[Install]をクリックしてください。