Desktop Central 10.0.85 リリースノート
作成日:2017年7月3日 | 更新日:2020年2月25日
ビルド 10.0.85 リリースノート
2017年7月5日リリース
【機能追加・機能拡張・不具合修正】
パッチ管理
- LinuxのDebian(Debian7, Debian8)とUbuntu(Ubuntu12.04LTS, Ubuntu14.04LTS, Ubuntu15.04, Ubuntu15.10, Ubuntu16.04LTS)のパッチをサポート
- McAfeeのパッチをサポート
- Microsoftのロールアップをサポート
- パッチの承認を行うために、パッチをテストグループに展開する機能を追加
- パッチ管理 > パッチ展開を自動化する において、パッチの承認日に応じて自動パッチ展開を遅らせる設定に対応
- Enterprise Editionにおいてウイルス対策ソフトのパターンファイルの更新をスケジューリングする機能を追加
- パッチ管理の画面で、重大性でソートできる機能を追加
- パッチ管理 > ビューで、カスタムフィルターの作成に対応
- パッチ適用後、再起動が必要なコンピューターを確認するためのレポートを追加
- 承認待ちの欠落パッチを確認するためのレポートを追加
インベントリ管理
- コンピューターのBitLocker、アンチウイルス、ファイアウォール、欠落パッチの情報の取得に対応
- 音楽、ビデオ、写真、Officeドキュメントファイルの個数と容量を取得するファイルスキャン機能を追加
- Microsoftストアからアプリケーションの情報の取得に対応
ソフトウェア配布
- パッケージのアップロードサイズが2.0GBから5.0GBに拡張
リモート制御
- リモートシャットダウン実行時、ユーザーがシャットダウン操作をスキップ/遅らせる機能を追加
- システムマネージャー機能にリモートコマンドプロンプト・リモート共有・リモートセッション・リモートイベントビュアー機能を追加
- リモートセッションでシステム再起動した後に、自動で再接続するように対応
ツール
- 最新のアクティビティ履歴を参照できる機能を追加
- Realtek製のLANアダプターにおいて、Wake on LANの設定(省電力型イーサネット、グリーンイーサネット、S5)を自動的に設定するように機能拡張
コンフィグレーション
- Office 2013 および 2016の設定に対応
- Macのネットワーク共有の設定に対応
- OutlookにExchangeプロファイルを追加/削除する機能を追加
- 設定 > テンプレートに、Adobe Acrobat Reader DCの更新を無効にするテンプレートを追加
- 設定 > Windows設定 > ショートカットで、アイコンをアップロードする機能を追加
- MacおよびLinuxで、展開ポリシーに対応
- 展開ポリシーで、週を指定して展開できるように対応
管理対象・エージェント
- Microsoft Windows Server 2016を管理対象OSに追加
- macOS 10.12(Sierra) を管理対象OSに追加
- Windows10(Education, Home, IOT Core, IOT Core Commercial)を管理対象OSに追加
- エージェントのインスト―ルの前にエージェントのレジストリエントリのクリーンアップを行うように機能改善
- 分散サーバーおよびWANエージェントのインストールを自動化
- SoMダッシュボードで、管理対象の概要を表示する機能を追加
- MacおよびLinuxにエージェントをリモートインストールする機能を追加
- 分散サーバーで使用する証明書をSHA-1からSHA-2へ更新
- 管理 > 管理対象ポリシーから非アクティブなコンピューターを除外する機能を追加
- 管理 > エージェント設定で、Wake on LANの設定を追加
カスタムグループ
- CSVファイルからコンピューター情報をインポートできるように機能拡張
- IPアドレスの範囲を設定して、カスタムグループを作成できるように機能拡張
一般・サーバー
- インベントリデータ、保証データの優先度付きキューの実装
- 製品に内包されているApacheを2.4.16から2.4.23へアップグレード
- 製品に内包されているPostgres SQLデータベースを 9.4.4 から 9.4.5 へ移行
- MySQLのサポートを終了
- ソースDBからPostgreSQLまたは、MSSQL DBへ移行する機能を追加
- MSSQLデータバックアップの処理速度を向上させるために最適化
- ユーザー管理の2段階認証においてGoogle Authenticatorを追加
- Desktop Centralを32 bitから64 bit版へ移行できるように対応
セキュリティ
- OpenSSLを1.0.2hから1.0.2jへアップグレード
- XSS攻撃やバイパス認証を防御するためのセキュリティ機能を強化
- セッショントラッカーおよび不審なセッションを無効にする機能を追加
画面・UI
- ホーム画面、パッチ管理の画面、インベントリ管理の画面など、画面のデザインにおいて、インラインスタイルを削除
【制限事項】
- Google Chromeにて管理対象にPCを追加する際、ボタンが反応しない不具合があります。上記の操作を行う場合は、Mozilla FirefoxやInternet Explorer等の別ブラウザを利用してください。