管理対象デバイスを削除する際の注意点
本ナレッジでは、Log360 Cloudから管理対象デバイスを削除する際の注意点を説明します。
本ナレッジは、2025年2月(ナレッジ公開)時点での仕様を説明しています。
管理対象デバイスを削除する際の仕様は、今後変更する可能性があります。
管理対象デバイスを削除する際の仕様は、今後変更する可能性があります。
注意点
Log360 Cloudから管理対象デバイスを削除した場合、Log360 Cloudは該当デバイスのログを即座に削除しません。削除したデバイスのログも、画面右上の[ライセンス]をクリック後の[保存期間]の設定に基づいて削除されます。そのため、管理対象デバイスを削除しても、保存期間が経過するまでは削除したデバイスも容量(ストレージ)を消費します。
なお、デバイス削除後も保存期間が経過するまではログの削除が行われないため、削除したデバイスのログも引き続き検索タブやレポートタブに表示されます。ただし、削除したデバイスのログに対して履歴ログのリロードが行えないため、削除後も引き続き確認できるログは、画面右上の[ライセンス]をクリック後の[検索保持]に指定した期間内のログのみとなります。

また、検索タブやレポートタブでデバイスを指定せずにログを参照した場合、削除したデバイスのログを含むすべてのデバイスのログが表示されます。削除したログを検索結果やレポート出力の対象外としたい場合は、[ログソースを選択]または[ログソースを選定]より対象のデバイスを明示的に指定してください。
もしも、削除したデバイスのログのみを抽出したい場合は、検索タブにて以下の条件を指定することで、該当デバイスのログを抽出できます。(レポートタブで削除したデバイスのログのみを抽出することはできません。)
hostname = "<削除したデバイスのホスト名>"
レポートタブへのログ表示は、削除したデバイスと同じログソースタイプを持つデバイスが製品に設定されている場合にのみ行われます。削除したデバイスと同じログソースタイプを持つデバイスが製品に設定されていない場合(例:削除したデバイスが唯一のFortinetデバイスであった場合)は、検索タブからのみログを確認できます。デバイスに設定されているログソースタイプは、[設定]タブ →[構成]→[ログソースの構成]→[デバイス]をクリック後の画面にて、対象デバイスの[編集](鉛筆アイコン)をクリックすることで確認できます。
〇まとめ
- 削除したデバイスのログは、[保存期間]の設定に基づいてLog360 Cloudから削除されます。
- Log360 Cloudからログが削除されるまでは、削除したデバイスのログも容量を消費します。
- 削除したデバイスのログは、[検索保持]を経過するまで検索タブやレポートタブから確認可能です。(レポートタブでの確認は、削除したデバイスと同じログソースタイプを持つデバイスが製品に設定されている場合にのみ可能です。)
- 削除したデバイスのログを検索結果やレポート出力から除外したい場合は、デバイスを明示的に指定する必要があります。
- 削除したデバイスのログのみを参照したい場合は、検索タブからログを抽出することが可能です。
以上です。