NetFlow Analyzer ナレッジベース

ビルド番号:9000 リリースノート


NetFlow Analyzer Professional Edition / Professional Plus Edition 8.6 の
サービスパック(ビルド番号:9000)をリリースいたしました。

(以下のサービスパックが必要になります。
ビルド番号:8600 からビルド番号:9000 へのサービスパック)

9000 での機能追加、およびバグ修正は以下の通りです。

<機能追加>
・キャパシティプランニングレポートの強化
- トップ10 入力側/出力側アプリケーション増加レポートおよび標準偏差データが追加されました。
・IP アドレスに名付けするオプション
- アプリケーションタブ内のトップサイトにて既知のIP アドレスに新規サイト名を追加する機能です。
・レポートフィルタの強化
- ユーザ要求に従い、レポートのフィルタリングを行うことができます。
・MS SQL Server におけるRADIUS サーバ認証をサポート
- データベースとしてMS SQL Server (2000/2005/2008) を指定した場合にも、ログイン時にRADIUSサーバを経由した認証が可能になります。
・基準としてIP アドレス付きアラートプロファイルを生成
- IP アドレスをアラート基準のひとつとして追加しました。また、データ容量、速度、パケット数についてのしきい値を作成できるようになりました。
・比較レポートとレポートプロファイルに関するスケジューリングオプション
- スケジュールレポートで比較レポートとレポートプロファイルは、事前にスケジュールすることができ、比較されるレポートを生成することができます。
・統合レポートを強化
- 統合レポートのユーザインターフェースを使いやすくなるように変更しました。
・トップN アラートに関するウィジェットについての改良
- トップN アラートウィジェットが、ネットワークスナップショットダッシュボードにて参照できるようになりました。これにより、全ての生成されたアラートを素早く参照することができます。
・IP グループに関する文字列検索オプション
- IP グループとアドレスを、検索オプションを使って簡単に見つけることができます。
・装置レポートにおけるカスタム選択オプション
- 装置レポートにおいて、装置および期間のカスタム選択が有効になりました。

<バグ修正>
・ トップN プロトコル・ウィジェットの表示内容が間違っていた問題を修正
・ 以下のTomcat に関係する脆弱性を修正
a. Apache Tomcat SingleSignOn HTTP クッキー公開脆弱性(CVE-2008-0128)に関連する修正
b. セキュリティ対策のため、Web サーバー詳細情報(Apache/Tomcat 5.0.28 など)を隠し、ブランク情報を返すように修正
c. Tomcat におけるマルチコンテンツ長脆弱性に関する修正
d. HTTP クッキー(jsessionid)公開脆弱性に関する修正
・ テンポラリーのローデータテーブル容量が増加する問題を修正
・ 入力側および出力側の帯域使用率に基づいたソートが正しく機能しなかった問題を修正
・ リンクダウンの確認のためにSNMP v3 を設定しても、SNMP v2 で問い合わせが実行される問題を修正