装置テンプレート機能の保守サポート制限事項について
作成日:2017年9月1日 | 更新日:2023年11月14日
対象
Network Configuration Manager
概要
本ナレッジでは、Network Configuration Manager(以下、NCM)の装置テンプレート機能における
保守サポート制限事項について記載いたします。
制限事項について
装置テンプレート機能を利用するにあたり、以下の前提条件をご確認ください。
- 対象のネットワーク機器が、CLIで管理可能であること
- ネットワーク機器のコンフィグが、テキスト形式で取得可能であること(バイナリ形式の場合にはサポート対象外です)
保守サポートサービスについて
装置テンプレートを使用したコンフィグ取得が意図しない動作となる場合、
当社が提供する保守サポートサービスにおいて、以下の調査依頼をさせていただく場合がございます。
- コンフィグバックアップ実行後の調査用[logs]フォルダーのご提供およびコンフィグバックアップ実行中のパケットキャプチャの取得
- 当社保守サポート担当者がオンラインでユーザー様の環境を直接調査(リモートセッションの実施)
留意事項
装置テンプレート機能のご利用にあたり、以下の点にご留意ください。
- お客様環境で独自に作成された装置テンプレートについては、当社で動作保証はいたしません。
- 当社で新規装置テンプレートを作成するにあたり、ネットワーク機器のコマンドや改行コード情報などをネットワーク機器ベンダー様にご確認いただくよう、お客様に依頼する場合がございます。
※新規装置テンプレートの作成依頼は、こちらのナレッジをご参照の上、必要情報を当社サポート窓口までご連絡ください。
※当社から新規装置テンプレートをご案内する際、既にNCMに追加されている装置の削除、再追加依頼をさせていただく場合があります。 - NCMに実装されているデフォルトの装置テンプレートをエクスポートし、再度インポートを行うと、ユニークIDの不整合が発生しエラーとなります。
既存の装置テンプレートを削除することで、エクスポートした装置テンプレートファイルを再度インポートすることができますが、データベース内に不要なエントリーが追加されるため、デフォルトの装置テンプレートの削除は当社非推奨となります。
そのため、デフォルトの装置テンプレートに変更を加える場合には、クローン機能により生成した装置テンプレートを編集するようお願いします。