CSVによるカスタムカラム値の登録で、日本語を含むと文字化けが発生する事象の修正方法
対象
Network Configuration Manager
概要
Network Configuration Managerには、登録した装置に追加情報を付与するカスタムカラム機能が実装されております。
カスタムカラム機能についてはこちらのページをご参照ください。
[CSVからインポート]オプションでカスタムカラム値を登録する際、カラム値に日本語が含まれると、
CSVファイルをインポート後に、対象装置のカスタムカラム値が文字化けする事象が報告されております。
※本事象は、文字エンコード「UTF-8」が定義されていないことに起因して発生しております。
本ナレッジでは、本事象の修正手順についてご案内いたします。
修正手順
- Network Configuration Managerを停止
起動、停止方法はこちらのページをご参照ください。 - インストールフォルダー[.../OpManager/bin/]配下の[run.bat]ファイルを編集で開き、
"JAVA_OPTS"の項目"-DStartedAsCmdPrompt="true""の後ろに、以下のコードを追加
-Dfile.encoding=UTF-8 - インストールフォルダー[.../OpManager/conf/]配下の[wrapper.conf]ファイルを編集で開き、
"#wrapper.java.additional.17="の次に、以下の行を追加
wrapper.java.additional.18=-Dfile.encoding=UTF-8 - Network Configuration Managerを起動
上記手順を実施後、再度[CSVからインポート]オプションによるカスタムカラム値の登録を行い、
日本語が製品上に反映されることをご確認ください。
本事象は、将来のリリースビルドで改修予定です。
※当該ビルドのビルド番号およびリリース時期は未定です。