Network Configuration Manager ナレッジベース

Device Expert:データベースとしてMSSQLを使用する


対象

Device Expert

概要

Device Expert ビルド5550より、バックエンドデータベースとしてMSSQLサーバーを使用することが可能になりました。
なおこの操作で、すでにバンドルされているMYSQLサーバー上のデータは移行することができず、MSSQLサーバー上で新規にデータベースを作成する必要があります。
本ナレッジでは、Device ExpertのデータベースとしてMSSQLを設定する手順について記載します。

本ナレッジは、移行手順ではないことをご注意ください。
データ移行は現時点(2011年9月時点)では、サポートしておりません。

お知らせ:
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。

設定手順

  1. Device Expertを停止
  2. コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、インストールフォルダー[…/<DeviceExpert>/bin] に遷移し、[ChangeDB.bat(Linuxの場合はChangeDB.sh)]を実行
    ※GUIウィンドウが起動します。Linuxの場合もX-Windowsが必要となりコンソールモードでは利用できないため、ご注意ください。
  3. DB Configuration画面が起動しますので、画面に従い次の情報を入力
    ・Server Type:SQL ServerかMySQL Serverのいずれかとなりますが、ここではSQL Serverの設定となります。
    ・Host Name: MSSQLサーバーが稼働しているホスト名
    ・Port: MSSQLサーバーの待ち受けポート番号。デフォルトでは、1433です。
    ・Database: MSSQLサーバー上で使用するデータベース
    ・User Name & Password:接続に使用する際のMSSQLサーバー側に設定してあるユーザー名とパスワード
    [Test]をクリックすると、入力した設定情報で接続テストを行います。
    [Save]をクリックすると、この情報を保存します。
  4. 保存後、Device Expertを起動

上記手順により、MSSQLをデータベースとして利用可能となります。

※手順3でMSSQLを選択すると、MSSQLのbcp.exe、bcp.rllをDevice Expertインストールフォルダー直下に配置するようにポップアップメッセージが表示されますが、MSSQLにおいて、複数同名のファイルがある場合、任意のファイルを配置ください。

※手順4で保存した時に、すでにデータベースが存在する旨のエラーが発生する場合があります。その場合には以下の通りデータベース名を変更しファイルを保存後、手順1から再度実行します。
[.../OpManager/conf/database_params.conf]ファイルを編集し、下記の行のdeviceexpertのデータベース名を変更の上、保存。
mssql=jdbc:jtds:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=netflow