Device Expert:データベースとしてMSSQLを使用する
作成日:2011年9月5日 | 更新日:2023年1月11日
対象
Device Expert
概要
Device Expert ビルド5550より、バックエンドデータベースとしてMSSQLサーバーを使用することが可能になりました。
なおこの操作で、すでにバンドルされているMYSQLサーバー上のデータは移行することができず、MSSQLサーバー上で新規にデータベースを作成する必要があります。
本ナレッジでは、Device ExpertのデータベースとしてMSSQLを設定する手順について記載します。
本ナレッジは、移行手順ではないことをご注意ください。
データ移行は現時点(2011年9月時点)では、サポートしておりません。
Device Expertは既にEOLをむかえている製品です(サポート終了日について)。
こちらのページを参考に、後継機のNetwork Configuration Managerの新規インストールをご検討ください。
設定手順
- Device Expertを停止
- コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、インストールフォルダー[…/<DeviceExpert>/bin] に遷移し、[ChangeDB.bat(Linuxの場合はChangeDB.sh)]を実行
※GUIウィンドウが起動します。Linuxの場合もX-Windowsが必要となりコンソールモードでは利用できないため、ご注意ください。 - DB Configuration画面が起動しますので、画面に従い次の情報を入力
・Server Type:SQL ServerかMySQL Serverのいずれかとなりますが、ここではSQL Serverの設定となります。
・Host Name: MSSQLサーバーが稼働しているホスト名
・Port: MSSQLサーバーの待ち受けポート番号。デフォルトでは、1433です。
・Database: MSSQLサーバー上で使用するデータベース
・User Name & Password:接続に使用する際のMSSQLサーバー側に設定してあるユーザー名とパスワード
[Test]をクリックすると、入力した設定情報で接続テストを行います。
[Save]をクリックすると、この情報を保存します。 - 保存後、Device Expertを起動
上記手順により、MSSQLをデータベースとして利用可能となります。
※手順3でMSSQLを選択すると、MSSQLのbcp.exe、bcp.rllをDevice Expertインストールフォルダー直下に配置するようにポップアップメッセージが表示されますが、MSSQLにおいて、複数同名のファイルがある場合、任意のファイルを配置ください。
※手順4で保存した時に、すでにデータベースが存在する旨のエラーが発生する場合があります。その場合には以下の通りデータベース名を変更しファイルを保存後、手順1から再度実行します。
[.../OpManager/conf/database_params.conf]ファイルを編集し、下記の行のdeviceexpertのデータベース名を変更の上、保存。
mssql=jdbc:jtds:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=netflow