OpManager ナレッジベース

【現象/要望】
SNMPトラッププロセッサーにて重要度が「クリア」になっているSNMPトラップが届くと、
「アラームのステータスがクリアになったとき」にチェックが入っていないのにクリアを報せる通知が届く

【原因】
通知条件「装置からSNMPトラップ受信したとき」にて、
重要度が「クリア」のトラッププロセッサが選択されている場合、通知が実行されます。

例)
以下のSNMPトラッププロセッサーがあります。

• 「LinkDown」（重要度：警告）と
• 「LinkUp」（重要度：クリア）

「装置からSNMPトラップ受信したとき」にて、
「LinkUp」のトラッププロセッサが選択されていた場合、クリアの際も通知が実行されます。

つきましては、クリアのトラップを通知したくない場合は、
通知プロファイル条件編集画面「装置からSNMPトラップ受信したとき」にて
[編集...]より、クリアのトラッププロセッサを通知対象から外していただければと
存じます。

本仕様は、最新バージョンのOpManager 12.3でも同様となります。

【解決方法】
以下の方法で、クリアのSNMPトラップが届いても通知が実行されなくなります。

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[1] アラームが上がらないように設定する
（アラームが上がらなければ、通知が実行されません）

1.
OpManager 12.3の場合
[設定]タブ（左下歯車） > [監視] > [SNMPトラッププロセッサー]へ移動します。

OpManager 11 新UIの場合
[設定]タブ > [設定] > [監視] > [トラップ]へ移動します。

OpManager 11 旧UIの場合
[管理]タブ > [SNMPトラッププロセッサ]へ移動します。

2. 「ステータス」が「アクティブ」になっているとアラームが上がります。
つきましては、

OpManager 12の場合
[ステータス]にて、緑色のボタンをクリックし、[無効]に設定していただけますでしょうか。
無効にすると、緑から無色に変わります。

OpManager 11の場合
[アクション]にて、[有効](緑の丸ボタン)をクリックし、[無効]に設定していただけますでしょうか。

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[2] 通知プロファイルにて、通知する重要度を設定する

1. 通知プロファイルを編集します。

2. [高度な設定 >>](新UIの場合[詳細ルール])をクリックし、
「通知を行う重要度」として「重大」「警告」のみにチェックを入れ、
保存します。

※注意
この設定を行いますと、通知プロファイルにてその他条件も
通知対象として設定している場合、「重大」「警告」のアラームにのみ
通知が実行されますのでご注意ください。

例）
通知プロファイルAを作成し、通知条件として、
・「しきい値ルールに違反したとき」
・「Windows サービス監視がダウンしたとき」
・「装置からSNMPトラップを受信したとき」　を選択。

「通知を行う重要度」として、
・「重大」
・「警告」のみにチェックを入れます。

この場合、Windowsサービス監視がダウン、しきい値ルール違反をした場合にも、
「重大」「警告」のみに対して通知が実行されます。
「注意」「サービスダウン」のアラームに対しては通知が実行されません。

※注意※

• 「装置からSNMPトラップを受信したとき」以外の通知条件は、
  アラームが「クリア」された際に通知を実行したい場合、「アラームのステータスがクリアになったとき」にチェックを入れることにより通知されます。
• しきい値ルール違反に関しては、「注意」もあわせて通知したい場合は「装置からSNMPトラップを受信したとき」用の通知プロファイルを作成していただければと存じます。
• 「Windows サービス監視がダウンしたとき」に関しては、「通知を行う重要度」として、「サービスダウン」にチェックを入れる必要がございます。

【対応リリース】 x.x以降

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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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