【ソフトウェア配布】Microsoft Office 2019の配布方法
本記事では、Desktop Centralを用いてMicrosoft Office 2019をコンピューターに配布するために必要な手順を説明します。
【前提条件】
ソフトウェアを配布する前に、Microsoft Office 2019を配布するコンピューターがMicrosoftが規定するシステム要件を満たしていることを確認してください。
詳細はこちらを参照してください。
【手順】
Microsoft Office 2019を配布するためには、次の手順を行います。
1. パッケージのダウンロード > 2. exeの内容の抽出 > 3. 設定ファイルのダウンロード > 4. パッケージの追加 > 5. 配布
1. パッケージのダウンロード
MicrosoftのWebサイトからMicrosoft Office 2019ツールをダウンロードします。
2. EXEの内容の抽出
ダウンロードしたパッケージを抽出するには、コマンドプロンプトを起動して、次のコマンドを実行します。
<保存元パス>\<パッケージのダウンロードでダウンロードしたファイル名> /extract:<出力先パス> /quiet
コマンド例:
\Users\<ユーザー名>\Desktop\officedeploymenttool_12325-20288.exe /extract:C:\Users\<ユーザー名>\Desktop /quiet
※実行できない場合は、/quietを外して実行し、利用規約に同意します。
3. 設定ファイルのダウンロード
- こちらにアクセスし、要件を設定します。 エクスポート > 現在の設定を保持する > OK をクリックし、利用規約に同意して名前を config とし、xmlファイルをダウンロードします。
- config.xmlファイルをエクスポートし、setup.exeが置かれているフォルダーに貼り付けます。
- コマンドプロンプトで次のコマンドを実行し、しばらく待ちます。
-<ファイルパス>\setup.exe /download <ファイルパス>/config.xml
-<ファイルパス>\setup.exe /download <ファイルパス>/config.xml
4. Desktop Centralでソフトウェアパッケージを追加する
- ソフトウェア配布タブ > パッケージの追加 > Windows をクリックします。
- パッケージの詳細を入力します。
- 任意のパッケージ名を入力します。
- 「EXE/APPEXEXEC/EXE/MSIEXEC/MSU」形式を選択します。
- ライセンスの種類に「商用」(または非商用)を選択します。
- 要件に基づいてsetup.exeおよびconfig.xmlファイルを選択/追加します。
- スイッチ引数付きのインストールコマンドは以下のように指定します。
HTTPリポジトリの場合のコマンド例:
\setup.exe /configure \config.xml
ネットワーク共有の場合のコマンド例:
\\machine-1\SoftWareRepository\Office2019Exreacted\setup.exe /configure \\machine-1\DCSWRepository\Office2019Exreacted\config.xml
5. パッケージの配布
- ソフトウェア配布タブ > 配布 > ソフトウェアのインストール/アンインストール > Windows > コンピューター構成(またはユーザー構成) をクリックします。
- パッケージの詳細を入力します。
- 構成の名前(および説明): 必要に応じて任意の名称を入力します。デフォルトの名前でも構いません。
- パッケージ名: 先ほど作成したパッケージを指定します。
- 操作の種類: インストールを選択します。
- 必要に応じてインストール/アンストールオプションを設定します。
- 必要に応じてスケジューラー設定を指定します。
- 配布ポリシーを選択します。
- 配布対象のコンピューター(またはユーザー)を選択します。
- 必要に応じて、スケジュールオプションを指定します。
- 配布(または今すぐ配布)をクリックします。
以上の手順で、Microsoft Office 2019を配布できます。