Microsoft Visual Studio 2015/2017/2019を配布する方法
この記事では、Desktop Centralを使用してMicrosoft Visual Studio 2015 / 2017/ 2019を配布する方法について説明しています。
Microsoft Visual Studio 2015 / 2017 / 2019を配布する方法
前提条件
アプリケーション配布前に、配布対象PCがVisual Studioの要件を満たしていることをご確認ください。
- Visual Studio 2015 のシステム要件(Microsoft社)
- Visual Studio 2017 製品ファミリのシステム要件(Microsoft社)
- Visual Studio 2019 製品ファミリのシステム要件(Microsoft社)
配布手順
Microsoft Visual Studioを配布するには、以下の手順を実行します。
Microsoft Visual Studio 2017 / 2019の場合
- 共有ネットワークフォルダーをソフトウェアリポジトリとして設定します。
- https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/ から「vs_community.exe」をダウンロードします。
- コマンドプロンプトを開き、ダウンロードした場所に移動してこのコマンドを実行します。
vs_community.exe --layout
(例) vs_community.exe --layout C:\VisualStudio - Desktop Centralでパッケージを作成します。
- Desktop Centralにログイン後、ソフトウェア配布タブ > パッケージ > パッケージの追加 > Windows をクリックします。
- パッケージ名: わかりやすいパッケージ名を入力します。
- パッケージの種類: 「EXE / APPX / MSIEXEC / MSU」を選択します。
- ライセンスの種類: 「非商用」を選択します。
- リポジトリの選択: 「共有ネットワークフォルダー」を選択します。
- インストール - スイッチ 引数付きのインストール コマンド: 以下のコマンドを入力します。
"\\<サーバー名>\<フォルダ名>VisualStudio\vs_community.exe" --quiet --norestart
- インストール - 配布前の動作/配布後の動作: 必要に応じて配布前/配布後の動作を指定します。
- [パッケージの追加]をクリックします。
- 作成したパッケージを選択し、[ソフトウェアのインストール/アンインストール] > 「Windowsユーザー構成」または「Windowsコンピューター構成」をクリックしてパッケージを配布します。
Microsoft Visual Studio 2015の場合
- 共有ネットワークフォルダーをソフトウェアリポジトリとして設定します。
- https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/older-downloads/ から「vs_community.exe」をダウンロードします。
- コマンドプロンプトを開き、ダウンロードした場所に移動してこのコマンドを実行します。
vs_professional.exe --layout
- Desktop Centralでパッケージを作成します。
- Desktop Centralにログイン後、ソフトウェア配布タブ > パッケージ > パッケージの追加 > Windows をクリックします。
- パッケージ名: わかりやすいパッケージ名を入力します。
- パッケージの種類: 「EXE / APPX / MSIEXEC / MSU」を選択します。
- ライセンスの種類: 「非商用」を選択します。
- リポジトリの選択: 「共有ネットワークフォルダー」を選択します。
- インストール - スイッチ 引数付きのインストール コマンド: 以下のコマンドを入力します。
vs_professional_ENU.exe" /AdminFile "\\\AdminDeployment.xml" /quiet /norestart
- インストール - 配布前の動作/配布後の動作: 必要に応じて配布前/配布後の動作を指定します。
- [パッケージの追加]をクリックします。
- 作成したパッケージを選択し、[ソフトウェアのインストール/アンインストール] > 「Windowsユーザー構成」または「Windowsコンピューター構成」をクリックしてパッケージを配布します。
以上で、Visual Studioを管理対象PCに配布します。
Desktop Centralのパッチ管理機能では、現在Visual Studioの更新プログラム配布に対応しておりません。ソフトウェア配布機能を使用して配布するか、またはカスタムスクリプト機能を使用して配布します。