サイレントインストールに対応していないアプリケーションを配布できますか。
質問
サイレントインストールに対応していないWindowsアプリケーションを配布できますか。
回答
管理者権限のないユーザーに対話型インストーラーの実行操作を委任することで、サイレントインストールに対応していないアプリケーションの配布が可能となる場合があります。
(操作をユーザーに委ねることが難しい場合は、お客様側でスクリプトを作成する、または1台ごとにリモートコントロールするといった対応が考えられます。)
操作手順
- 配布したいアプリケーションのパッケージを作成します。
- ソフトウェア配布タブ をクリックすると、 ソフトウェア配布タブ > パッケージの作成 > パッケージ が表示されます。[+パッケージの追加] > Windows をクリックします。
- パッケージ名を入力し、パッケージの種類 (EXE/APPX/MSIEXEC/MSU) を選択します。また、ライセンスの種類を指定します。
- インストーラーの保存先を選択します。HTTPリポジトリを選択する場合は、インストーラーをアップロードします。
- インストール > インストールの詳細 > スイッチ引数付きのインストールコマンド には、インストーラーの実行コマンドを入力します。(サイレントスイッチは不要です)
- その他、必要に応じて情報を入力します。
- 注意表示を無視し、[パッケージの追加]をクリックします。
- アプリケーションを管理者権限で配布します。
以上の操作で、サイレントインストールに対応していないアプリケーションを、管理者権限のないユーザーに操作を委任してインストールすることができます。
アプリケーションによっては対応が難しい場合があります。本番環境で実施する以前にかならずご検証ください。