ADManager Plus ナレッジベース

メールボックスを作成するための前提条件


本ナレッジでは、メールボックスを作成するための前提条件をご案内いたします。
対象バージョンは、以下の通りです。
バージョンごとに前提条件が異なりますため、ご利用されているバージョンの前提条件をご参照ください。

<目次>
Exchange Server2010/2013の場合
Exchange Server2007の場合

本ナレッジでは、ADManager Plusがインストールされているサーバーを「ADManager Plusサーバー」と表記しております。

Exchange Server2010/2013の場合

・ADManagerPlusがインストールされているマシンにはWindowsPowerShell2.0以上がインストールされている
・TCPポート80が、ADManager PlusサーバーとExchange Server間で開いている
・ADManager PlusサーバーにExchangePowershellがインストールされている
・ADManager Plusの[ドメイン設定]で設定されたユーザーアカウントに対して、リモートPowershellが有効化する
・ADManager Plusの[ドメイン設定]に、メールボックスが作成可能な権限を持つアカウントが設定されている

上記の前提条件を満たしているか確認するには、PowerShellで以下のコマンドを実行してください。

$UserCredential=Get-Credential
$Session = New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri http://<exchange server name&rt;/PowerShell/ -Authentication kerberos -Credential $UserCredential
Import-PSSession $Session

Exchange Server2007の場合

・ADManagerPlusの64ビット版を互換性のあるサーバーにインストールされている

現在ご利用されているADManager Plusが64ビット版であるか確認するには、
<ADManager Plus_インストールディレクトリ>\confにある「Product.conf」ファイルよりご確認いただけます。
64ビット版をご利用されている場合、以下のように表記されます。
product.processor_architecture=64

・ ADManager Plusサーバーに対応するバージョンのExchange管理コンソール(EMC)をインストールされている
・ ADManager PluswをWindowsデスクトップアプリとして実行されている場合、
管理者(Exchange管理者)としてサーバーにログオンする
・ ADManager PluswをWindowsサービスとして実行されている場合、
[services.msc]に、管理者(Exchange管理者)権限を持つアカウントを設定する
詳細は、次の手順をご参照ください。

1. [services.msc]を起動します。
2. [services.msc]内で「ManageEngine ADManager Plus」を検索します。
3. 「ManageEngine ADManager Plus」を右クリック-->[プロパティ]-->[ログオン]タブをクリックします。
4. [アカウント]をクリックし、管理者(Exchange管理者)権限を持つアカウントの資格情報を入力します。
5. [適用]-->[OK]をクリックします。