オブジェクト一括操作時の属性値の優先順位
作成日:2014年5月12日 | 更新日:2020年5月21日
概要
ADMPでオブジェクトを一括登録または一括変更する場合、複数のデータソースを併用してインポートすることができる。その場合の属性値の優先順位は、以下の順序となる。
- 作成/変更テンプレートで「サイレントアクティブ」または「読み取り専用」に設定されている項目の属性値
- オペレータ/管理者が直接GUIから入力した属性値(OU選択など)
- CSVに記載されている属性値
- 作成/変更テンプレートで、上記1.に該当しないもの
注意点
オブジェクト作成時にテンプレートの値が適用される場合(上図では「表示名」と「メール」)、命名フォーマットが採用されている場合は、それぞれの属性値に使用できる文字で構成されていること。
たとえば姓が「山田」で名が「太郎」の場合、メールアドレスに命名フォーマット「姓+ . + 名」を使用すると、「太郎.山田@zoho.local」という日本語を含めたメールアドレスを生成しようとするため、オブジェクトの作成に失敗する。
要確認事項
上図のようにユーザー名(姓+名)がCSVに記述されているユーザー名で上書きされている場合、「表示名」が「ユーザー名と同じ」に設定されていたら、CSVのユーザー名に従うのか、それとも上書きされてしまうテンプレート上のユーザー名に従うのか。